名言ナビ
→ トップページ
今日の
長田弘の名言
☆
9月30日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
大きな樹は、いま在るどんな存在より、ずっと長い時間を生きてきた。
樹は時間の肖像なのだ。
(
長田弘
)
2.
やっぱり人間というのは、
どうしたって有機的な存在なんです。
多くの部分が緊密な連関を持ちながら
全体を形作っている。
(
長田弘
)
3.
いま、ここという感覚が失われてしまえば、じぶんなんてものは、あっさり見失われてしまうのだ。
(
長田弘
)
4.
自分というのはだれなんだろう。
どうやって「わたし」や「ぼく」は、一人の自分になってきたんだろう。
このいちばん古くて、いつでも新しい問いを、自分のことばで書きとめること。
(
長田弘
)
5.
人生にはどんな形容詞もいらない。
(
長田弘
)
6.
ことばというのは、本当は、勇気のことだ。
人生といえるものをじぶんから愛せるだけの。
(
長田弘
)
7.
ありふれた三ツ葉のクローヴァーのなかに、ないかもしれない四ツ葉のクローヴァーを見つける無償の行為こそ、幸運を意味する四ツ葉のクローヴァーという言葉の情感をもたらしてきた。
葉が四つあるクローヴァーがそこにあれば、それが四ツ葉のクローヴァーなのではなかった。
(
長田弘
)
8.
変わるというのは、何ひとつ変わらないように見えていて、いつか気がつくと大きく変わっていくこと。
(
長田弘
)
9.
声がことばをもとめ、ひとがことばにじぶんをもとめ、そして、ことばになった声からひとの物語がそだってゆく。
わたしたちが世界とよびならわしているのは、そのひろがりです。
(
長田弘
)
10.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく。
魂を温めるように。
(
長田弘
)
11.
大きな樹の真下に立ちどまって、樹を見上げる。
それだけだ。
それだけで、いまじぶんのいる風景が、きれいに変わってしまう。
(
長田弘
)
12.
明るい孤独でない自由はない。
(
長田弘
)
13.
ジャングル・ジムを発明したひとこそ天才だ。
エジソンやノーベルやアインシュタインがなぜ天才だろう。
先生がおしえてくれる天才たちは、子どもに何の歓びもあたえてくれないひとばかりだった。
(
長田弘
)
14.
いくら短い一日だって、一分ずつ
もし大切に生きれば、永遠より長いだろう。
(
長田弘
)
15.
素晴らしいものは、誰のものでもないものだ。
「風と砂塵のほかは、何も残らない」
砂漠の歴史の書には、そう記されている。
(
長田弘
)
16.
人生に、真実なんてない。
窓から差し込む日の光と同じくらい、それは、はっきりとした事実だ。
(
長田弘
)
17.
古本屋には、本の声を「聴きに」いった。
黙りこくっている本のあいだに、ここにいると、こちらに語りかけてくる本がある。
ない本を探しにゆくのでなく、そこにある本の声を聴きにゆく。
(
長田弘
)
18.
読書は、自分が自分にかける電話のようなもの。
自分で自分と話をする方法なのです。
(
長田弘
)
19.
このさかしまな世では、すべてが逆だ。
騒音のうちにしか、静けさがない。
困苦のうちにしか、尊厳がない。
(
長田弘
)
20.
束の間に人生は過ぎ去るが、ことばはとどまる、
ひとの心のいちばん奥の本棚に。
(
長田弘
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ