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今日の
長田弘の名言
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8月31日
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1.
沈黙とは──語られなかった
悲しみのことだ。そして、音楽は
語られなかった悲しみのためのものだ。
(
長田弘
)
2.
神を知らないので、
神にむかっては祈らない。
(
長田弘
)
3.
木立の上に、
空があればいい。
大きな川の上に、
風の影があればいい。
花と鳥と、光差す時間、
そして、おいしい水があれば。
僅(わず)かなもの、ささやかなものだ、
人の生きる権利というものは。
(
長田弘
)
4.
考えることが快楽でない人は
ためらわない。すぐに性根を問題にする。
(
長田弘
)
5.
それぞれの生き方をつくりだすものはそれぞれの身に付いた習慣であり、習慣とよばれるそれぞれの日々の在り方であり、それぞれの自分の人生の時間の使い方である。
(
長田弘
)
6.
生けるものも死せるものもみな、共にあり。
──ひとをけっして孤独にしないのが、バッハです。
(
長田弘
)
7.
もう欲しいものはないのだ。
いらないものしか欲しくないのだ。
それがゆたかさだと、きみたちはいう。
きみたちはまちがっている。
(
長田弘
)
8.
一番効果的な教育というのは、言わず語らずのうちに伝わっていく、伝えられていくこと。
それが本来の教育というものだろう。
(
長田弘
)
9.
猫はどの猫もかならず、お気に入りの場所をもっていて、その場所は季節が変わるごとに変わりますが、一度そこときめたら、どんなときもここときめた、そのお気に入りの場所に落ち着いています。
(
長田弘
)
10.
音のない音楽のように、
手につかむことのできないもの。
けれども、あざやかに感覚されるものを、
説明しようとすれば、
逆に「何か」としか言えないような大切な「何か」を、
むしろ切り落としてしまうことになる。
(
長田弘
)
11.
世界を、過剰な色彩で覆ってはいけないのだ。
沈黙を、過剰な言葉で覆ってはいけないように。
(
長田弘
)
12.
足を棒にして歩いて、徒労に学んだ。
(
長田弘
)
13.
そうしなければいけないというんじゃない。
そうときまっているわけじゃない。
掟じゃなくて、味は知恵だ。
こうしたほうがずっといい、それだけだ。
(
長田弘
)
14.
対象を愛すること。
対象を愛することは人生を愛することだ。
(
長田弘
)
15.
席はいっぱいだが、群れなしているものはいない。
誰も寛(くつろ)いでいるが、崩れていない。
声は聞こえても、話は聞こえない。
ためらわれるほど静かでなく、うんざりするほど騒がしくないこと。
つまらない表情をした淋しい男がいないこと。
けたたましく笑う女がいないこと。
(
長田弘
)
16.
毎日、青空の下で、
おもいきり精神を働かすのだ。
(
長田弘
)
17.
(使われる)文章が短くなっていくところでの一番の問題というのは、ボキャブラリーの問題なんです。
(
長田弘
)
18.
言葉を自分のものにしてゆくというのは、言葉のつくりだす他者とのつながりのなかに、自分の位置を確かめてゆくということです。
(
長田弘
)
19.
過去を引き算することが進歩であるというような勝手な思いなしこそが、むしろ今日の迷妄の、最たる症状なのではないかと、つくづくと疑われるのだ。
(
長田弘
)
20.
人びとが本を読まない時代に、人びとのあいだに失われるのは友人を見つける能力です。
(
長田弘
)
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