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今日の
言葉に関する名言
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4月17日
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1.
「詩」もことばだと思ってはいるが、
やっぱりことばではないのではないか、
と思うことがある。
詩はことばに毒されてはいるけれども、
素朴に言えば、
イマジネーションの世界なのである。
(
寺山修司
)
2.
攻撃的な相手も、
敬語でつつんだことばを用いると、
ホコ先をそらせるかもしれない、
そういうことを、かすかに、匂わせるのが敬語である。
尊敬しない人には使わない、などというのは、
こどもの理屈である。
(
外山滋比古
)
3.
悪い言葉をいっさい、
あなた方の口から出してはいけない。
必要があれば、
人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、
聞いている者の益になるようにしなさい。
(
『新約聖書』
)
4.
〈わたしが生んだ!〉
どんな詩人の百行も
どんな役者の名台詞も
このひとことには
適いますまい
(
新川和江
)
5.
言葉は薬でなければならない。
さまざまの心の痛手(いたで)を癒すための薬に。
(
寺山修司
)
6.
誰からも非難されることもない場所で
「地球そのものの破滅」などを憂慮してみせることが、
倫理的な言語の仮面をかぶった退廃、かぎりない停滞以外の何ものでもないことを
明言しておきたい。
(
吉本隆明
)
7.
政治的動物は標語を有する動物である。
標語は政治的な言葉である。
ということは、
それはつねに或る意図を含んだ政策的な言葉であり、
その意図を正確に観て取ることが大切だということである。
(
三木清
)
8.
言葉は万能だと信じ込んでしまうと、
たぶん、ろくなことはない。
ペンは確かに、剣よりも強くあってほしい。
しかし、「強い」と「正しい」は必ずしもイコールではないんだというのも、
忘れずにいたい。
イバるな、言葉。
(
重松清
)
9.
世には、一日として、陰謀がないと過ごせない人間がいる。
貧にして乱を好む、
とはよくいわれる文句だが、
かくべつ生活に困っているわけでもない。
ただなんとなく、平地に波乱をまきおこしてみたい。
のうのうとしている連中に一泡ふかせてみたい。
平穏無事な、なんの変てつもない毎日をおくりむかえてゆくよりも、乾坤一擲(けんこんいってき)、なにか無軌道な真似がしてみたい。
(
花田清輝
)
10.
民主主義は他人の人権を尊重する。
「共存の感覚」ですね。
憎悪や猜疑(さいぎ)やその他の悪徳は仕方がないことです。
その悪徳を前提にして、
しかしお互いの人権を尊重していこうじゃないか──
俗な言葉でいえばガマンしようということですね。
(
宮沢俊義
)
11.
「ごちそうさま」は、料理を作ってくれた人への感謝の言葉。
食材を作ってくれた人、運んでくれた人への感謝の言葉。
人と食べ物によって自分が生かされていることへの感謝の言葉。
(
七瀬音弥
)
12.
象は牙、人は言葉。
(
カンボジアのことわざ・格言
)
13.
言葉は女性的で、
行動は男性的である。
(
バルタザール・グラシアン
)
14.
私は大阪弁という、方言地帯にすんでいます。
方言話者です。
方言のよさというのは、
根から生えた自然のことばだということです。
その点で、
人間の感情をあらわすのに都合が大変よろしい。
そのかわり方言では、
学問を叙述することができません。
(
司馬遼太郎
)
15.
夕陽を眺めて、むだなことばの要らない時間を静かに過ごす。
夏の日には、暮れなずむ景色の遠くに、夕陽を、こころゆくまで眺めたい。
(
長田弘
)
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