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今日の
小林秀雄の名言
☆
10月27日
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1.
例えば一時代前の作家が持っていた古典的趣味という様なものは、
作家の教養を成熟させる或(あ)る何物かであった。
以(もっ)て教養を蓄積し、
以て蓄積された教養の開花を期するという、
言わば教養の根を、
今日の若い作家達は失って了(しま)ったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
尊敬とは常に奇蹟である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
僕は非常に音楽が好きである。
だから、演奏会では、よくうとうと眠る。
(中略)演奏会で音楽を聞いている状態は、
床の中で寝ようとする時の状態に酷似しているのであって、
言ってみれば絶対の屈従によって、
心の自由を獲得しようとする状態なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
今日の学問に必要なのは
師友ではない。
師友を頼まず、独り「自反」(=自省)し、
新たな問いを心中に蓄える人である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
心を開いて歴史に接するならば、
(歴史上の人物を)尊敬するより他に、
僕等には大した事は出来ぬ。
尊敬する事によって、
初めて謎が解ける想いのする人物が
沢山見える筈(はず)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
読書百遍(ひゃっぺん)という言葉は、
正確に表現する事が全く不可能な、
又それ故(ゆえ)に価値ある人間的な真実が、
工夫を凝らした言葉で書かれている書物
に関する言葉です。
そういう場合、
一遍(いっぺん)の読書とは
殆(ほとん)ど意味をなさぬ事でしょう。
そういう種類の書物がある。
文学上の著作は、
勿論(もちろん)、そういう種類のものだから、
読者の忍耐ある協力を希(ねが)っているのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
(人間の)自然の情は
不安定な危険な無秩序なものだ。
これをととのえるのが歌(=短歌)である。
だが、言葉というもの自体に
既にその働きがあるではないか。
悲しみに対し、これをととのえようと、
肉体が涙を求めるように、
精神はその意識を、その言葉を求める。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
苦悩は人間の意識の唯一の原因である
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
性格とは行動である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
確乎(かっこ)たる環境が齎(もたら)す
確乎たる印象の数々が、
つもりつもって作りあげた強い思い出を
持った人でなければ、
故郷という言葉の孕(はら)む健康な感動は
わからないのであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
不安が極限に達すれば、
人はもう不安なくしては生きられぬと感ずる。
不安は彼の神ではないとしても、
少なくとも彼の支柱となる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
美しい「花」がある、
「花」の美しさという様なものはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
僕等が抵抗するから、
歴史の必然は現れる、
僕等は抵抗を決して止(や)めない、
だから歴史は必然たる事を止めないのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
老醜という言葉は様々な生物にいえるが、
大木には当てはまらぬ。
大木は老いていよいよ美しい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
その日その日が自己批判に暮れる様な道を
何処(どこ)まで歩いても、
批判する主体の姿に出会う事はない。
別な道が屹度(きっと)あるのだ、
自分という本体に出会う道があるのだ、
後悔などというお目出度(めでた)い手段で、自分をごまかさぬ
と決心してみろ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
(独創的・個性的な仕事をなすような自己とは)
心理学が説明出来る様なものでもなし、
倫理学が教えられる様なものでもあるまい。
ましてや自己反省という様な空想的な仕事で
達せられる様なものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
なるほど器物の美しさは、
買う買わぬと関係はあるまいが、
美しい器物となれば、
これを所有するとしないとでは
大変な相違である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
作品の鑑賞とは
作者のゆめが
どれだけの深さに辿(たど)れるか
という問題に外(ほか)なりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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