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今日の
小林秀雄の名言
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8月19日
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1.
友は、
日に新たに理解出来なくとも、
少しも差し支(つか)えのない全体
として現れる。
愛情は、そういう全体しか見やしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
利巧というのは
馬鹿との或(あ)る関係に過ぎず、
馬鹿と比べてみなければ、
利巧にはなれない。
だんだんと自分の周囲に見付かる馬鹿の人数を増やすというやり方、
実に芸のないやり方だが、
ただそういうやり方一つで
世人はせっせと利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
ある対象を批判(=批評)するとは、
それを正しく評価する事であり、
正しく評価するとは、
その在るがままの性質を、
積極的に肯定する事であり、
そのためには、
対象の他のものとは違う特質を明瞭化しなければならず、
また、そのためには、
分析あるいは限定という手段は必至のものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
われわれが作品を前にして、
われわれの裡(うち)に起こる
全反応、或(ある)いは生理的全過程を
冷然と眺めるのが
何が主観的なのですか。
それは純然たる客観物です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
立派な行為者の道は、
遂に達人名人に到る一種の神秘道である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
実生活は、私達に、
行動するように考え、考えるように行動する智慧を
要求して止(や)まない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
利巧というのは
馬鹿との或(あ)る関係に過ぎず、
馬鹿と比べてみなければ、
利巧にはなれない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
その日その日が自己批判に暮れる様な道を
何処(どこ)まで歩いても、
批判する主体の姿に出会う事はない。
別な道が屹度(きっと)あるのだ、
自分という本体に出会う道があるのだ、
後悔などというお目出度(めでた)い手段で、自分をごまかさぬ
と決心してみろ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
一体、頭がいいとか悪いとかいう様な言葉は、
恐らく昔はなかったので、
抽象とか理論とかに関する能力如何(いかん)に準じて、
人間の頭を品評する傾向が強くなって、
はじめて現れた不健全な言葉ではないかと思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
例えば短歌なんかやっている方は、
日本の自然というものを実によく見ている。
眼の働かせ方の修練が出来ている
という感じを受けますが、
西洋風な詩を作る詩人のものを読むと、
みな眼が駄目です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
今日(こんにち)可愛がられている批評家の言葉が、
人手から人手に渡り歩き、
どんなに一銭銅貨の様によごれている事か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
死はいつも向こうから歩いて来る。
俺達は彼に会いに出掛けるかも知れないが、
邂逅(かいこう)の場所は断じて明かされてはいないのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
長い年月を生き長らえた言葉の
なんという簡明、なんという率直。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
考える事が不得手(ふえて)で、
従ってきらいで、
止むを得ず実行家になっている種類の人が一番多いのだが、
また、そういう実行家が、
如何(いか)にも実行家らしい実行家の風をしてみせるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
卓(すぐ)れた芸術は、
常に或(あ)る人の眸(まなざし)が心を貫くが如き
現実性を持っているものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
教養とは、
生活秩序に関する精錬された生きた智慧(ちえ)を言うのでしょう。
これは、生活体験に基づいて得られるもので、
書物もこの場合多少は参考になる、
という次第(=程度)のものだと思う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
友達も長い間つき合っていると、
友達たる事にお互いにテレるものである。
誤解というつき合いの大事なきっかけが
お互いに消失する為(ため)か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
画家が対象を見て描く際に平和や調和を感じたとしたら、
恐らくはそれは
自然を吾(わ)がものとなし得た
という錯覚に過ぎなかったであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
(子供は)
全力を挙げて大人に成ろうとするが、
仲々巧くはいかない。
その巧く行かない点に、
子供の特色を認められては
子供は迷惑だろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
上手に演じようとする俳優の技術は、
上手に見ようとする見物(=観客)の技術と同じ性質のものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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