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今日の
小林秀雄の名言
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5月17日
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1.
一般に
女が自分を女だと思っている程、
男は自分は男だとは思っていない。
この事情は様々の形で現れるが
あらゆる男女関係の核心に存(そん)する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
上手に演じようとする俳優の技術は、
上手に見ようとする見物(=観客)の技術と同じ性質のものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
僕らの生活は、
僕らの認識によって、
喧嘩にもなるし愛にもなる。
認識とは、非常に面倒なものです。
その面倒なところに人生があるのです。
そこの値打ちを知らないといけない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
どのような史観であれ、
本来史観というものは、
実物の歴史に推参する為の
手段であり、道具である筈(はず)のものだが、
この手段や道具が精緻になり万能になると、
手段や道具が、当の歴史の様な顔をし出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
骨董を見るときは、
先入観を持ってはいけない。
すべての知識を棄てて、
無心になれ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
恋愛小説の傑作の美しさ、真実さは、
例外なく
男女が自分等の幸福を実現しようとする誓言に基づくのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
何故(なにゆえ)に人間の捕えた理想は空しいのか。
それは単なる人間精神上の戯れだからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
絶望するのにも才能を要し、
その才能も学んで得なくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
利巧というのは
馬鹿との或(あ)る関係に過ぎず、
馬鹿と比べてみなければ、
利巧にはなれない。
だんだんと自分の周囲に見付かる馬鹿の人数を増やすというやり方、
実に芸のないやり方だが、
ただそういうやり方一つで
世人はせっせと利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
人間が、
調和、平安、均衡、安全を愛する精神を、
理性或(ある)いは迷信という一才能により獲得する時
彼の精神は、
精神の一番明瞭な特徴を失わざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人間は、
その音声によって判断出来る、
又それが一番確かだ、
誰もが同じ意味の言葉を喋(しゃべ)るが、
喋る声の調子の差異は如何(いかん)ともし難く、
そこだけがその人の人格に関係して、
本当の意味を現す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
正直に自己を語るのが難しいのではない。
自己という正体をつきつめるのが、
限りなく難しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
男は、未だ女を知らないうちは、
自分の心のうちに女性恐怖の本能があるなどという事は
決して解(わか)らない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
小説が発達するにつれて、
いろいろ小説の高級な面白がり方も発達するが、
どんなに高級な面白がり方も、
この(=他人の生活を生きてみたいという)低級な面白がり方を消し去る事は出来ないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
人間は原理によって生きるものでもないし
生きられるものでもない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
僕等は相手を冷静に観察はするが、
相手にほんとうに魅力ある人間の姿を読む為(ため)には、
観察だけでは足りない。
愛情とか友情とか尊敬とかが要る。
そういうものが
観察した人間の姿を明らかに浮かびあがらせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
戦争に対する文学者としての覚悟を、
或(あ)る雑誌から問われた。
(中略)一体文学者として銃をとるなどという事が
そもそも意味をなさない。
誰だって戦う時は兵の身分で戦うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
例えば「心の貧しきものは幸いなり」というキリストの言葉は、
驚く可(べ)き率直が、極端な逆説となって現れた典型であり、
又真の逆説の困難を語るお手本みたいなものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
凡(すべ)ての大思想は、
その深い根拠を個人の心の中に持つ
という事が信じられなければ、
それは(己れが)文学者たる事を信じない事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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