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今日の
小林秀雄の名言
☆
5月12日
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1.
西洋模倣の行き詰まりと言うが、
模倣が行き詰まるというのもおかしな事で、
模倣の果てには真の理解が現れざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
僕は非常に音楽が好きである。
だから、演奏会では、よくうとうと眠る。
(中略)演奏会で音楽を聞いている状態は、
床の中で寝ようとする時の状態に酷似しているのであって、
言ってみれば絶対の屈従によって、
心の自由を獲得しようとする状態なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
例えば短歌なんかやっている方は、
日本の自然というものを実によく見ている。
眼の働かせ方の修練が出来ている
という感じを受けますが、
西洋風な詩を作る詩人のものを読むと、
みな眼が駄目です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
まあ僕の話を一つ聞いてくれ、と坐られて、
うんざりした経験を、誰も持っていながら、
やがて忘れて相手をうんざりさせる側に廻(まわ)る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
思い出のない処(ところ)に故郷はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
美というものは、
現実にある一つの抗し難い力であって、
妙な言い方をする様だが、
普通一般に考えられているよりも実は
遥かに美しくもなく愉快でもないものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
物を言う能力とは又、
物を言わす能力である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
同じ理論を抱いているというので親友だと思い込む、
実はただひとりでものを言うのが不安だからに過ぎぬとは気が付かぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
仏教によって養われた
自然や人生に対する観照的態度、審美的態度は、
意外に深く私達の心に滲透(しんとう)しているのであって、
丁度雑沓(ざっとう)する群衆の中で
ふと孤独を感ずる様に、
現代の環境のあわただしさの中で、
ふと我に還(かえ)るといった様な時に、
私はよく、成る程と合点するのです。
まるで遠い過去から通信を受けた様に感じます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
学問の努力の中心部では、
生きた心が生きた心に直(じか)に触れて、
これを知る
という事しか起こらない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
悲劇とは単なる失敗でもなければ、
過誤でもないのだ。
それは人間の生きてゆく苦しみだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
如何(いか)に客観的に描かれた小説でも、
優れた小説には常に二重の目が光っている。
作中人物の眼と作者の眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
凡才が容易と見る処(ところ)に、何故(なぜ)、
天才は難問を見るという事が屡々(しばしば)起こるのか。
詮(せん)ずるところ、
強い精神は、容易な事を嫌うからだという事になろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
心を開いて歴史に接するならば、
(歴史上の人物を)尊敬するより他に、
僕等には大した事は出来ぬ。
尊敬する事によって、
初めて謎が解ける想いのする人物が
沢山見える筈(はず)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
呆(ぼ)けたという特色は、
物忘れがひどくなった事ではない。
棺桶に確実に片足をつっ込んだという実感です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
証拠が無ければ信じないという
今日の流行思想によって、
お化けは、だんだん追い払われるようになったが、
(お化けの)何処(どこ)から来るとも決してわからぬ(という)恐怖に襲われる事は、
人間らしい傷つき易い心を持って
生活をつづける限り、
無くなりはしないのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
善とは何かと考えるより、
善を得ることが大事なのである。
善を求める心は、各人にあり、
自ら省みて、この心の傾向をかすかにでも感じたなら、
それは心のうちに厳存(げんそん)することを
率直に容認すべきであり、
この傾向を積極的に育てるべきである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
死は向こうから
私をにらんで歩いて来るのではない。
私のうちに
怠りなく準備されているものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
今日まで自分が生きて来た事について、
その掛け替えのない命の持続感というものを持て。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人間は自分の姿というものが漸次(ぜんじ)よく見えて来るにつれて、
自己をあまり語らない様になって来る。
これを一般に
人間が成熟して来ると言うのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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