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今日の
小林秀雄の名言
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4月30日
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1.
自分自身と和する事の出来ぬ心が、
どうして他人と和する事が出来ようか。
そういう心は、
同(どう)じて乱をなすより他に行く道がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
一(ひと)口に知ると言うが、
僕等は、
何を知るか知る相手に応じて、
いろいろ性質の違った知り方を、
実際にはしているものだ。
己れを知ったり友人を知ったりする同じ知り方で、
物質を知ったり天文学を知ったりしているわけではない。
肝に銘じて知るのが一番確実な相手なら、
肝に銘じて知るわけであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
確かな事は、
僕等の棲(す)む「下界」が
既に謎と神秘に充(み)ち充ちているという事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
患者の心を知るには、
患者と直(じ)かに付き合う他に道はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
イデオロギーを軽蔑する政治家はまた
大臣級の人物などという
これまた曖昧陳腐なものの力を過信している。
そして権謀術数を弄(ろう)する。
こんなことでどうして政治が能率的技術になる時があるだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
自分の殺人行為に就(つ)いて悔恨を感じていない。
だがこの行為を他人に絶対に秘密にして置かねばならぬ必要は感ずる。
この必要が罪というものの正体だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
自己嫌悪とは
自分への一種の甘え方だ、
最も逆説的な自己陶酔の形式だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
事実や行動にかまけていては、
独創も発見もないであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
教養とは、
生活秩序に関する精錬された生きた智慧(ちえ)を言うのでしょう。
これは、生活体験に基づいて得られるもので、
書物もこの場合多少は参考になる、
という次第(=程度)のものだと思う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
一体老成した表現にはすべて
知らず知らずに人を引きつける強い魅力がそなわっているもので、
人が何かに酔って頭が興奮していない限り、
そういう魅力はごく自然に人を捕らえるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
遠い昔、
人間が意識と共に与えられた
言葉という吾々(われわれ)の思索の唯一の武器は、
依然として昔乍(なが)らの魔術を止(や)めない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
(私の母親は私を)愛しているから
私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
私の行動が辿(たど)れない事を
少しも悲しまない。
私という子供は「ああいう奴だ」
と思っているのである。
世にこれ程見事な理解というものは考えられない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
昔は、名前というものを大変大事に扱った。
名は体を現すという考え方だ。
これは当たり前な健全な考え方だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
(美しい音楽を聴くと)
空想的な、不安な、偶然な日常の自我が捨てられ、
音楽の必然性に応ずるもう一つの自我を信ずる様に、
私達は誘われるのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
文化活動とは、
一軒でもいい、確かに家が建つという事だ。
木造建築でもいい、
思想建築でもいいが、
ともかく精神の刻印を打たれた
ある現実の形が創り出されるという事だ。
そういう特殊な物を作り出す勤労である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
常識という不思議な言葉を考えていると、
私達に目や耳がある様に、
一種の社会的感覚を司(つかさど)る器官を、
私達はどこかに持って生まれていると考えざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
理論と実践、という言葉が戯言(ざれごと)に終わらぬ事は
極めて稀(まれ)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
素直に文章を味(あじわ)い、
その感想を愉快に語りあっている一般の人々の方が、
かえって文学の真意を了解している。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
文学者が文章というものを大切にするという意味は、
考える事と書く事との間に
何の区別もないと信ずる、そういう意味なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
一体、頭がいいとか悪いとかいう様な言葉は、
恐らく昔はなかったので、
抽象とか理論とかに関する能力如何(いかん)に準じて、
人間の頭を品評する傾向が強くなって、
はじめて現れた不健全な言葉ではないかと思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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