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今日の
小林秀雄の名言
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3月4日
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1.
人は性格にあったような事件にしか出くわさない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
文芸の道は
人が一生を賭して余りある
豊富な真実な道の一つだ。
文芸の批評は
人物の批評と何等(なんら)異る処(ところ)はない。
この一種不遜な事業を敢行するには
文芸を愛して恥じぬ覚悟が要る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
小説が発達するにつれて、
いろいろ小説の高級な面白がり方も発達するが、
どんなに高級な面白がり方も、
この(=他人の生活を生きてみたいという)低級な面白がり方を消し去る事は出来ないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
性格は個人のうちに安定していない。
それは個人と個人との関係の上にあらわれる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
正しいが故(ゆえ)に美しい学問のなかとか、
美しいが故に正しい芸術のなかとか、或(ある)いは
日に新たな処世術のなかにさえいれば、
精神はどんなに烈しく動いても
疲れる様な気遣いはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
あらゆる世紀の文学は、
常に悲運の天才を押し流す傍流を生む。
蓋(けだ)し環境の問題ではないのである。
或(あ)る天才の魂は、
傍流たらざるを得ない秘密を持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
僕等は相手を冷静に観察はするが、
相手にほんとうに魅力ある人間の姿を読む為(ため)には、
観察だけでは足りない。
愛情とか友情とか尊敬とかが要る。
そういうものが
観察した人間の姿を明らかに浮かびあがらせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
陰口をきくのはたのしいものだ。
人の噂が出ると、話ははずむものである。
みんな知らず知らずに鬼になる。
よほど、批評はしたいものらしい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
(文学界は)様々な借りものの批評原理を持った様々な批評家が争っているだけである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
あらゆる芸術は畢(つい)に死す可(べ)きだ。
否(いな)最後の一行を書き終った時彼の詩は死す可きだ。
芸術家とは死を創る故(ゆえ)に僅(わず)かに生を許されたものである。
刹那(せつな)が各人の秘密を抱いて永遠なる所以(ゆえん)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
自己宣伝の一番栄えるのは、
人が己れを失った時に限る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
自分自身を信じているから
(私は)欲する様に欲する。
自分自身が先(ま)ず信じられるから、
私は(行為を生む事を)考え始める。
そういう自覚を、いつも燃やしていなければならぬ必要を
私は感じている。
放って置けば火は消えるからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
普通の意味で言う個性が、
よく見極められ、
吾(わ)がものとされ、
征服され、乗り越えられる、
そういう画家の精神力が、
画家の創造力なのであり、
そこに真の個性と呼んでいいものがある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
美は芸術作品の成立条件に関する
どのような精密な分析によっても
得られるものではなく、
作品に対している僕等が
一(ひと)目で感得する或(あ)るものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
僕等の受けた学校の科学教育を省みても、専(もっぱ)ら
人間が自然に直接に質問を発する能力を
鈍化させる術(すべ)を
教えて貰(もら)って来た様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
生活の智慧(ちえ)は、
空想を好まず、
真偽の判断を、事実に基づいて行うという点では、
学問上の智慧と同じものだが、
常に行動の要求にも応じているから、
刻々に変わる現実の条件に従い、
遅疑を許さぬ、確実な判断を、
絶えず更新していなければならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
ベルグソンはこういうことを言ってます。
問題を出すということが一番大事なことだ。
うまく出す。
問題をうまく出せば即ちそれが答えだ、と。
いま、
物を考えている人が
うまく問題を出そうとしませんね。
答えばかり出そうとあせっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
人間の良心に、
外部から近づく道はない。
無理にも近づこうとすれば、
良心は消えてしまう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
これは大変誤り易い事なのだが、
憎悪は、
感情のものというより寧(むし)ろ
観念に属するものなのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人間は才能の無いところでは失敗しないが、
才能の故につまずくと言われるが、
何も人間には限らない。
主義でも思潮でもそういう傾向がある。
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、
その便利さで身を滅ぼす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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