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今日の
小林秀雄の名言
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3月5日
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1.
どんな時代にしたって
人間としての真の確信というものを掴まえるのは、
生やさしい仕事ではないし、
ほんと言えば
青年などの手に合う仕事ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
百五十年も前に、ナポレオン法典は、
各人の思想発表の自由を規定したのである。
めいめいが好き勝手な事を主張する自由を認めた上で、
皆が協力して秩序ある社会を作ろうとは、
また何という困難極まる理想を人間は抱いたものか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
平和とは休戦期の異名だ、と誰かが言った。
それは本当の様だが嘘である。
頭の中で平和と戦(いくさ)とを比較してみた人の理屈である。
だが実際の平和と実際の戦とは
断然とした区別があるのではあるまいか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
青年は困難なものと戦うのが最も好きだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
人間の心ほど多様で複雑なものはない。
誰が人の心の不思議を知り得ようか。
自分の心さえ知らないのに。
知っていると思っているのは、
経験の足りない馬鹿者か、
思い上がった利巧者(りこうもの)だけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
風景に対する愛や信頼がなければ、
風景画家に風景というものは存在しない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
政治家は
見物(=見物人)のこわいことを知っている
名優でなければならず、
見物(=見物人である国民)は金を払って来た見巧者(みごうしゃ)でなければならない。
政治的関心などという
とぼけた言葉なぞ要りはしない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
文章を鑑賞するとは、
文章の与える印象を充分に享受するという事です。
これは文章を作ったり、文章を批評したりする仕事からみると
一見受身なたやすい事の様に思われますが、
決してそうではない。
鑑賞は鑑賞で
充分むずかしい一つの仕事であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
文学志願者への忠告文を求められて
菊池寛氏がこう書いていた。
これから小説でも書こうとする人々は、
少くとも一外国語を習得せよ、と。
当時、私はこれを読んで、
実に簡明的確な忠告だと感心したのを
今でも忘れずにいる。
こういう言葉をほんとうの助言というのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
疑惑のなかにこそ真の自由がある。
それが批評精神の精髄である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
他人は当てには出来ない、
自分だけが頼りだと知った時、
人は本当に努力をし始める。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
己れを知るとは
自分の精神生活に関して自信をもつという事と
少しも異なった事ではない。
自信が出来るから
自分というものが見えたと感ずるのである。
そしてこの自信を得るのには
どんな傑(すぐ)れた人物でも
相当の時間を要するのだ、
成熟する事を要するのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
言葉の扱い方に於(お)いては、
各人は他人(ひと)には通じようのない、
又、自分自身にも、はっきりと説明しようのないものを信じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
人間は伝統から離れて
決して生きる事は出来ぬものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
人間は戦う直前に
何か知らない一線を飛び越える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
先(ま)ず直覚しない聡明は、
何事もなし得ぬものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
平和の技術はまた戦争の技術でもある。
目的いかんにかかわりない技術自身の力がある。
目的を定めるのはぼくらの精神だ。
精神とは要するに道義心だ。
それ以外に、
ぼくらが発明した技術に対抗する力がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
歴史の最大の教訓は、
将来に関する予見を盲信せず、
現在だけに精力的な愛着を持った人だけが
まさしく歴史を創って来た
という事を学ぶ処(ところ)にあるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
美しいものは、
諸君を黙らせます。
美には、
人を沈黙させる力があるのです。
これが美の持つ根本の力であり、
根本の性質です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
実にいろいろな人間が、
実にいろいろな生まれ方をし、死に方をした
その動かせぬ有様を
尊重し、静かに眺めてみるのはよい事だ、
歴史が鑑(かがみ)であるとは、
そういう本質的な意味を含んでいる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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