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今日の
小林秀雄の名言
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2月4日
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1.
自分自身を信じているから
(私は)欲する様に欲する。
自分自身が先(ま)ず信じられるから、
私は(行為を生む事を)考え始める。
そういう自覚を、いつも燃やしていなければならぬ必要を
私は感じている。
放って置けば火は消えるからだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
社会は芸術を生産する大きな工場だが、大工場が必ず精密な実験室を必要とする様に、作家は社会とは明からさまな交渉の不可能な個性的理論をはぐくんでいるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
社会的伝統というものは奇怪なものだ。
これがないところに
文学的リアリティというものも亦(また)考えられない
とは一層奇怪なことである。
伝統主義がいいか悪いか問題ではない。
伝統というものが、
実際に僕等に働いている力の分析が、
僕等の能力を超えている事が、言いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
ある目的の為に、精神と肉体とが一致するという事は、
何と難しい事であろうか。
僕等の肉体は、
僕等に実に親しいものであり乍(なが)ら、
又、実に遠いものではないのだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
批評はやさしく、
助言はむずかしい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
考えるとは、
物に対する単に知的な働きではなく、
物と親身に交わる事だ。
物を外から知るのではなく、
物を身に感じて生きる、
そういう経験をいう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
諸君は又こういう事を考えてみないか。
混乱していない現代というものが、
嘗(かつ)てあったであろうか、
又将来もあるであろうか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
女は俺の成熟する場所だった。
書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行こうとした俺の小癪(こしゃく)な夢を一挙に破ってくれた。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
作品の鑑賞とは
作者のゆめが
どれだけの深さに辿(たど)れるか
という問題に外(ほか)なりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
如何(いか)に倏忽(しゅっこつ)たる生命の形式も、
それを生きた誠実は、
常に一絶対物を所有するものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
惚れるというのは言わば
この世に人間の代わりに男と女とがいる
という事を了解する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
作品は
現実的に死んで古典化して行くとともに
又その輪郭を明らかにして行く。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
整然たる秩序のなかに、
どんなに厳正に表現された哲学体系も
表現者の人間臭を離れられぬ。
歴史の傀儡(かいらい)、
社会の産物たる個人の影をひきずるものだ。
哲学が文学に通ずるのは、
この影に於(お)いてのみである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
人間は、
孤独な反省に頼って己れを知る様には
決して作られてはいないのである。
常に他人が必要だ、
いや他人を信ずる事が、
他人に信じられる事が。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
歌(=短歌)は
読んで意を知るものではない。
歌は味わうものである。
似せ難い姿に吾(われ)も似ようと、
心のうちで努める事だ。
ある情からある言葉が生まれた、
その働きに
心のうちで従ってみようと努める事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
有能な実行家は、
いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。
現実の新しい動きが看破されれば、
直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
未来も過去も観念の塊りに過ぎぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
自分を冷静に観察してみるがいい。
その時、恰(あたか)も肉体のうちに異物が這入(はい)って来る苦痛を感じる様に、
観察という異物が侵入して来る不快を覚えない様な精神は
生きた精神ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
性善説は、
古ぼけた説とも、素朴な説とも思われない。
人間は、他人とともに生きねばならず、
生きるとは他人を信頼する事だ、
そういう智慧(ちえ)には、
社会教育による後天的なものと考えるには、
余り根本的なものがある。
自然は
肉体に健康を授けた様に、
精神にそういう智慧を授けた様だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
古典とは、僕等にとって
嘗(かつ)てあった作品ではない、
僕等に或(あ)る規範的な性質を提供している
現に眼の前にある作品である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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