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今日の
小林秀雄の名言
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1月27日
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1.
現代は心理学の時代だと言われます。
それは、
眼に見えぬ心の底の底まで、
眼に見える現象と化さねば
承知出来ない時代だ
という事にもなりましょう。
人々は、自分自身の心の世界まで
一種の外的世界に変じて了(しま)った様です。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
重要なのは思想ではない。
思想がある個性のうちでどういう具合に生きるかという事だ。
作者が主人公を通じて彼の哲学を扱う手つきだ、
その驚嘆すべき狡猾(こうかつ)だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
好きなことがむずかしいというのは、
むずかしいことが好きにならなきゃいかんということでしょう。
たとえば野球の選手が、だんだんむずかしい球が打てる。
やさしい球を打ったってつまらん。
投手もむずかしい球をほうるようになる。
やさしいことがつまらぬ、
ということは、たれにもあります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
何故(なぜ)人間は、実生活で、
論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍(なが)ら、
書物の世界に入ると、
論証こそ凡(すべ)てだという
無邪気な迷信家となるのだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
要するに凡(およ)そ物の真相とは、
人間が追求するが発見は出来ない
或(あ)るものの様にも考えられるし、
発見はするが追求は出来ない
或るもののようにも考えられる。
恐らくどちらも本当であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
皆間違えているが、
人間が性格を持つのじゃない、
寧(むし)ろ性格の方が人間に取りつくのだ。
自分の性格なぞ気にもとめない人間に
一番よく取りつく。
無論、私には取りついているのだ、
私には、そんなものは要らないから。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
僕等の発明した時間は生き物だ。
僕等はこれを
殺す事も出来、生かす事も出来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
ベルグソンはこういうことを言ってます。
問題を出すということが一番大事なことだ。
うまく出す。
問題をうまく出せば即ちそれが答えだ、と。
いま、
物を考えている人が
うまく問題を出そうとしませんね。
答えばかり出そうとあせっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
一体老成した表現にはすべて
知らず知らずに人を引きつける強い魅力がそなわっているもので、
人が何かに酔って頭が興奮していない限り、
そういう魅力はごく自然に人を捕らえるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
リアリストというものをひと口で定義するなら、
好きなものは文句なく好き、
嫌いなものは文句なく嫌いだ
という信条のうえに
知恵を築いている人だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
平和の技術はまた戦争の技術でもある。
目的いかんにかかわりない技術自身の力がある。
目的を定めるのはぼくらの精神だ。
精神とは要するに道義心だ。
それ以外に、
ぼくらが発明した技術に対抗する力がない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
何故(なぜ)わからぬ絵の展覧会が満員になるのか。
わからぬ絵に惹(ひ)かれたからではないか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
どんなに整然と組み立てられた問題でも
やがて死ぬ時が来る、
どんなにささやかな問題でも
提出された瞬間は瑞々(みずみず)しいものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
常識というものは、
人々が尋常時に永い事かかって
慎重に築き上げた思想である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
(過去の時代の)歴史的限界性にも拘(かか)わらず、
その時代の人々が、
いかにその時代のたった今を生き抜いたか
に対する尊敬の念を忘れては駄目である。
この尊敬の念のない処(ところ)には
歴史の形骸(けいがい)があるばかりだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
思想の文学化という事は、
作家達めいめいが、
人間いかに生くべきかという問題を、
驚くほどの率直さで、
文学制作の中心動機としたという事を意味するのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
子供が大人の考えている程子供でないのは、
大人が子供の考えている程大人でないのと同様である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
同じ理論を抱いているというので親友だと思い込む、
実はただひとりでものを言うのが不安だからに過ぎぬとは気が付かぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
小説が発達するにつれて、
いろいろ小説の高級な面白がり方も発達するが、
どんなに高級な面白がり方も、
この(=他人の生活を生きてみたいという)低級な面白がり方を消し去る事は出来ないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
惚れた同士の認識というものには、
惚れない同士の認識に比べれば
比較にならぬ程、
迅速な、溌剌(はつらつ)とした、
又独創的なものがある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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