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今日の
小林秀雄の名言
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1月18日
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1.
人は便覧(マニュエル)によって動きはしない、
事件によって動かされるのだ。
強力な観念学は事件である、
強力な芸術も亦(また)事件である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
歴史には死人だけしか現れて来ない。
従って、退(の)っ引(ぴ)きならぬ人間の相(そう)しか現れぬし、
動じない美しい形しか現れぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
文化問題について大風呂敷を拡げたがる人々には、
精神の自由などは
空言に聞こえるのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
どうも、焼き物の姿というものは、
中身は何でもよい、
酒でも種子でも骨でもよい、
ともかく物を大切に入れて蓄えるという用を買って出たところに、
一番、物に動じない姿を現すようである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
作品から人々がほんとに得をするのは
作品に感服した場合に限るので、
とやかく批評なぞしている際に、
身になるものは
事実なんにも貰っていやしないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
だいたい恋愛を感じるのは、
男も女も、
相手のおろかさにひかれるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
ピカソは、可能な限りの身振りで、
対象に激突し、
彼は壊れて破片となる。
それより他に彼には
自分の意識を開放する道も、
他人の意識を覚醒させる道も
なかったのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間の内部は、見通しの利かぬものだ。
そんな事なら誰も言うが、
人間がお互いの眼に見透しのものなら、
その途端に、
人間は生きるのを止(や)めるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
善とは何かと考えるより、
善を得ることが大事なのである。
善を求める心は、各人にあり、
自ら省みて、この心の傾向をかすかにでも感じたなら、
それは心のうちに厳存(げんそん)することを
率直に容認すべきであり、
この傾向を積極的に育てるべきである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
優れた芸術作品は、
必ず言うに言われぬ或(あ)るものを表現していて、
これに対しては学問上の言語も、
実生活上の言葉も為(な)す処(ところ)を知らず、
僕等は止(や)むなく口を噤(つぐ)む。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
如何(いか)に倏忽(しゅっこつ)たる生命の形式も、
それを生きた誠実は、
常に一絶対物を所有するものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
私達は、話をするのが、
特にむだ話をするのが好きなのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
遠い昔、
人間が意識と共に与えられた
言葉という吾々(われわれ)の思索の唯一の武器は、
依然として昔乍(なが)らの魔術を止(や)めない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
美が欲しいのではない、
生理的快感が欲しいのだ。
何物も教わりたくはない、
ただすべてを忘却したいのだ。
時間を、神経を消費したいのだ。
見たくはないのだ。
酔いたいのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
人間は戦うまで
戦(いくさ)というものがどういうものか知らぬ。
どんなに戦の予想に膨らんだ人も
ほんとうに剣をとって戦うまでは
平和たらざるを得ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
精神は
新しい飢餓を挑発しない様な満腹を知らない。
満足が与えられれば
必ず何かしら不満を嗅(か)ぎ出す、
安定が保たれている処(ところ)には、
必ず釣合いの破れを見付け出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
僕は人間の眼が複眼である事を信じている。
謎を作る眼と限界を見る眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
強い個性とは、
社会のあらゆる矛盾をそのまま受納するに堪えうる個性だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
人々は批評という言葉をきくと、すぐ
判断とか理性とか冷眼とかいうことを考えるが、
これと同時に、
愛情だとか感動だとかいうものを、
批評から大へん遠い処(ところ)にあるものの様に考える。
そういうふうに考える人々は、
批評というものに就(つ)いて
何一つ知らない人々である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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