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今日の
小林秀雄の名言
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1月4日
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1.
精神分析学とやらを批評に応用したがる。
さぞいい切れ味だろう。
心理学というものは頭に来る酒みたいなものだ。
安かったと思ってもあとで屹度(きっと)後悔する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
愛情も憎悪も尊敬も、
いつも唯一無類の相手に憧れる。
あらゆる人間に興味を失う為には
人間の類型化を推し進めるに如(し)くはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
空想は孤独でも出来るが、
実行は社会的なものである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
一般に
女が自分を女だと思っている程、
男は自分は男だとは思っていない。
この事情は様々の形で現れるが
あらゆる男女関係の核心に存(そん)する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
長い年月を生き長らえた言葉の
なんという簡明、なんという率直。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
社会のあるがままの錯乱と矛盾とを
そのまま受納する事に堪える個性を強い個性という。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
諸君は又こういう事を考えてみないか。
混乱していない現代というものが、
嘗(かつ)てあったであろうか、
又将来もあるであろうか、と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人間は自己を視る事から決して始めやしない、
自己を空想する処(ところ)から始めるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
人間は憎み合う事によっても協力する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
人間は、憎悪し拒絶するものの為には苦しまない。
本当の苦しみは愛するものからやって来る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
この世を如実に描き、
この世を知りつくした人にも
なお魅力を感じさせるわざを、
文学上のリアリズムと言う。
これが小説の達する最後の詩だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
死者は去るのではない。
還(かえ)って来ないのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
老醜という言葉は様々な生物にいえるが、
大木には当てはまらぬ。
大木は老いていよいよ美しい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
現代人は、散文の氾濫のなかにあって、
頭脳的錯覚にかけては、
皆達人になっております。
一方強い刺戟(しげき)を享楽して
感覚の陶酔を求めているので、
耳を澄ますという事も難かしい事になっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
僕らが生きてゆくための知恵というものは、
どれだけ進歩してますか。
例えば論語以上の知恵が現代人にありますか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
感情が生理的に弱る事を
人は見逃さないが、
感情が固型化によって衰弱する事は
屡々(しばしば)見逃す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
あらゆる天才の存在というものは、
社会に対して一つのアイロニイとなる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
僕等はいつも
知らず識(し)らず愛情によって
相手をはっきり掴(つか)んでいるのだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
逆説とは弄(ろう)するものではない、
生まれるものだ。
動いている現実を
動いているがままに誠実に辿(たど)る
分析家の率直な表現である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
一体、頭がいいとか悪いとかいう様な言葉は、
恐らく昔はなかったので、
抽象とか理論とかに関する能力如何(いかん)に準じて、
人間の頭を品評する傾向が強くなって、
はじめて現れた不健全な言葉ではないかと思われる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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