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今日の
川の名言
☆ １０月２２日 ☆
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1.
木立の上に、
空があればいい。
大きな川の上に、
風の影があればいい。
花と鳥と、光差す時間、
そして、おいしい水があれば。
僅(わず)かなもの、ささやかなものだ、
人の生きる権利というものは。
（ 長田弘 ）
2.
電球が浮いて憚(はばか)る夏の河
（ 秋元不死男 ）
3.
このまえ、川を見つめたのはいつでしたか。
砂のうえに坐ったのは、草のうえに坐ったのはいつでしたか。
「うつくしい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。
好きな花を七つ、あげられますか。
（ 長田弘 ）
4.
野の河や蕨(わらび)さはしてひたしもの
（ 黒柳召波 ）
5.
水積もりて川と成る。
（ 『説苑』 ）
6.
わたしを区切らないで
，（コンマ）や．（ピリオド）いくつかの段落
そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください　わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく　拡がっていく　一行の詩
（ 新川和江 ）
7.
さくら花幾春かけて老いゆかん
身に水流の音ひびくなり
（ 馬場あき子 ）
8.
川の流れを見つめるとき、ひとは自分の心の中を見つめている。
川の色に、じぶんの心の色を見ている。
旅をする。
街を歩く。
曲がり角を曲がる。
そして、気づく。
ここはどこなのか、わたしは今、どこにいるか、と。
（ 長田弘 ）
9.
濁れる水の流れつつ澄む
（ 種田山頭火 ）
10.
海に流れ出た水は、
川には戻らない。
（ 中東のことわざ・格言 ）
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