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今日の
本・書物に関する名言
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10月21日
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1.
のんきに書店の棚を見てあるくうちに時々気まぐれに手を延ばして引っぱりだす書物が偶然にもその人にとって最も必要な本であるというようなことになるのではないか。
(
寺田寅彦
)
(
Terada Torahiko
)
2.
文章や本というのは、
農業みたいなものだと思う。
形のいい物を作っただけでは
何にもならない。
それがちゃんと食べられて、
食べた人の体内で分解されて、
身になってこそのものだと思う。
本当にそうなっているかどうか、
というので読まれ率が気になる。
(
赤瀬川原平
)
(
Akasegawa Genpei
)
3.
人生は短く本は多い。
おびただしい新刊旧刊を前にして、
本好きな人にはこの嘆きがある。
(
山本夏彦
)
(
Yamamoto Natsuhiko
)
4.
本は消耗品なので、
傍線を引いたりページをめくったりして、
遠慮なく汚すべきである。
(
立花隆
)
(
Tachibana Takashi
)
5.
貧乏人が金持ちについて嘘を言い、
金持ちもまた自身について嘘を言い、
とんでもない嘘の構造ができている。
だから、金持ちのことを書いた本を手にすれば、
どうせ嘘がまじっているだろうと
本能的に身構える。
(
F・スコット・フィッツジェラルド
)
(
F. Scott Fitzgerald
)
6.
書く力も資格もない者が書いた冗文や、
からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる。
(
ショーペンハウアー
)
(
Schopenhauer
)
7.
本に親しむという習慣を通して、わたしたちは、
言葉を大事にすること、
本を読むということへの信頼を、
自ずから手にしてきたし、
これからも手にしてゆきたい。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
女は俺の成熟する場所だった。
書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行こうとした俺の小癪(こしゃく)な夢を一挙に破ってくれた。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
「知識」とは、「言葉で表せるもの」であり、「書物」から学べるものです。
「智恵」とは、「言葉で表せないもの」であり、「経験」からしか学べないものです。
すなわち、「智恵」とは、科学哲学者マイケル・ポランニーが「暗黙知」(Tacit Knowing)と呼んだものであり、「言葉で表せないもの」であるため、「書物」や「文献」をどれほど読んでも、決して身につかないものなのです。
(
田坂広志
)
(
Tasaka Hiroshi
)
10.
有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。
(
ヴォルテール
)
(
Voltaire
)
11.
古今東西の世に(作家の)天才は乏しい。
大抵はどん栗の背くらべである。
そのくせ、
ちょっと本がよく売れたり、
少し評判がよかったりすると、
一(いっ)ぱしえらい作家になった気で、
思い上(あが)った口を利(き)いたりするのが、
昔からの作家気質なのである。
(
正宗白鳥
)
(
Masamune Hakuchou
)
12.
近頃、
本をテキストとやらに解体して、
文字面だけあればよいとする輩(やから)が増えているが、
トータルとしての本の魅力や意義がわからない連中に、
文学を語る資格はない。
(
紀田順一郎
)
(
Kida Junichirou
)
13.
私は歴史は一冊の書物にすぎない──という説にくみする。
過去は、ストーリーであり、未来だけがエクスペリエンスであり得る。
──あらゆる歴史は、過去であり、思い出である。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
14.
本が売れた、雑誌が売れる、といって喜び、
売れないといって嘆くだけではしかたがない。
本当に読めているのか
(=本当の意味でその内容を読者が読めているのか)が
問題にされるべきであろう。
本当には読めていない読者がいくら多くてもしかたがない。
(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
15.
読書というのは、振り子です。
たとえ古い本であっても、
過去に、過ぎた時代のほうに深く振れたぶんだけ、
未来に深く振れてゆくのが、
読書のちからです。
そういう読書のちからを取りもどす。
思いだす。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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