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今日の
本・書物に関する名言
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7月10日
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1.
借りてきた本には期限がある。
そうなると、
そこにあるはずの「未来」が、
あまりに短くて
がっかりしてしまう。
一方、(買って)自分のものにした本には、
限りない「未来」が含まれている。
(
吉田篤弘
)
(
Yoshida Atsuhiro
)
2.
(自分に父親がいない理由を問うと)母親は本のぎっしり詰まった、いくつもの書棚を指差して「この本の山を父さんと思いなさい」と答えた。
(
井上ひさし
)
(
Inoue Hisashi
)
3.
書評は本の宣伝ではないと(既に本書で)言ったが、
しかし最近の新聞の書評欄は
そのほとんどが本の宣伝だと言ってもよい。
いかにこの本が有益で面白いか
ということばかり書いている。
(
奥村宏
)
(
Okumura Hiroshi
)
4.
昔読んだ書物を時々読み直すのは
面白くもあり有益でもある。
本当に世界の傑作であるなら、
一度読みっ放しにしただけですますべきものではないと、
私は信じている。
(
正宗白鳥
)
(
Masamune Hakuchou
)
5.
どんなに精密に書かれた書物でも、
陰で作者の気質が光って居るのが覗(のぞ)けないものは
愚書だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
本好きな人は書評で然(しか)るべき人がほめている本なら買いたくなる。
(
山本夏彦
)
(
Yamamoto Natsuhiko
)
7.
(作家が死ぬと)
彼らの
余りに生で、
余りに生々として、
余りに切実な本は、
彼岸へ移り、
次第に感動を与えることが少くなるとともに、
いよいよ美しくなってゆく。
(
ジャン=ポール・サルトル
)
(
Jean Paul Sartre
)
8.
私がいちばん大事にするのは
読書に先立つ瞬間です。
時には題名を見るだけで
おそらくは存在しない本への願望がかきたてられるし、
時には書き出しや最初の数行を読むだけでいいんです。
要するに、
あなたがたが想像力を働かせるのにごく僅かなことで事足りるとすれば、
私はもっと少なくてすむのです。
つまり読書の期待だけで。
(
イタロ・カルヴィーノ
)
(
Italo Calvino
)
9.
ありふれたいつの時代にも変わりのないような本が、どんな本なのか。
そうした本が一般に果たしている日常的な性格が、どんなものか。
(街の)ちいさな本屋には、さりげない発見がある。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
自分が持っている本は、
ぼくをあまり喜ばせない。
それに反して妹たちの本は、
とてもぼくを喜ばせる。
そういう本を持ちたいという欲望は、
それとは比較にならぬほどささやかなものであり、
ほとんどないと言ってもいい。
(
フランツ・カフカ
)
(
Franz Kafka
)
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