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今日の
本・書物に関する名言
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6月5日
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1.
好きな本は何かと考えはじめて、
好きということがわからなくなった。
隅から隅まで好きな人がいないのと同じように、
隅から隅まで好きな本は、
なかなか思いつかない。
(
川上弘美
)
(
Kawakami Hiromi
)
2.
刊行者たちの関心が
書物に署名される著者名にあり、
内容の持つ価値には
さほど関心が向けられていないことを思うと
残念でたまらない。
(
ガブリエル・ガルシア=マルケス
)
(
Gabriel Garcia Marquez
)
3.
視聴率のたかいものばかり押しつけられてみさせられるという愚は、
活字の世界ではない(=存在しない)のだ。
(
田辺聖子
)
(
Tanabe Seiko
)
4.
本還(かえ)る挟まつて蚊の縞押葉(おしば)
(
秋元不死男
)
(
Akimoto Fujio
)
5.
古典とは、
読んでそれが好きになった人にとって、
ひとつの豊かさとなる本だ。
しかし、これを、
よりよい条件で初めて味わう幸運に
まだめぐりあっていない人間にとっても、
おなじくらい重要な資産だ。
(
イタロ・カルヴィーノ
)
(
Italo Calvino
)
6.
誰だって
自分の手の届く範囲でしか生きていない。
それは恥ずかしいことでも悲しいことでも何でもないのだ。
短い一生のうちに関わることができる、
ほんの少しの人間、
ほんの少しの仕事、
ほんの少しの本。
それをないがしろにして、
何ができるというのだろう。
(
山本文緒
)
(
Yamamoto Fumio
)
7.
書物が書物には見えず、
それを書いた人間に見えて来るのには、
相当な時間と努力とを必要とする。
人間から出て来て文章となったものを、
再び元の人間に返す事、
読書の技術というものも、
其処(そこ)以外にはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
時代が新しくなって、
本の世界は誰にも近しいものになったはずなのに、
近代になればなるほど、
逆に、友人を発見するちからは落ちてくるのです。
そうして、友人を発見する、あるいは友情を発見する代わりに、
手に入れたのは孤独です。
あるいは、孤立です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
書物というものを
消耗品として割り切っている版元(はんもと)が、
消耗品としての本を
安く大量に作っていく、
というのが今の(出版業界の)状況でして。
ま、読むに耐えん本が多いですから
それはそれでいいんですが。
(
中島らも
)
(
Nakajima Ramo
)
10.
借りてきた本には期限がある。
そうなると、
そこにあるはずの「未来」が、
あまりに短くて
がっかりしてしまう。
一方、(買って)自分のものにした本には、
限りない「未来」が含まれている。
(
吉田篤弘
)
(
Yoshida Atsuhiro
)
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