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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ １２月２８日 ☆
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1.
生ぜしもひとりなり、死するも独(ひとり)なり。
されば人と共に住(じゅう)するも独なり、そひはつべき人なき故(ゆえ)なり。
（ 一遍 ）
2.
生から死への人生は引き算の人生、逆に死から生へという視点に開かれてくる人生というのは足し算の人生でしょう。
（ 宮城顗 ）
3.
他人を苦しめることによりて
己の快楽を求むるものは、
怨みの絆にまつわる怨みから免れ得ず。
（ 『法句経』 ）
4.
禅という字は、単を示すとある。
心を単純にする。
つまり空っぽにして、今、この場に打ち込むことこそ人生のスタートであり、極意だということである。
（ 藤原東演 ）
5.
静けさを、暗い寂寞(せきばく)とのみ見てはならない。
むしろ自分のたましいを喚(よ)び覚ます、平和な心の灯とも観られよう。
（ 九条武子 ）
6.
人界の生はわずかに一旦の浮生(ふしょう)なり
後生(ごしょう)の永生(ようしょう)の楽果なり
（ 蓮如上人 ）
7.
大いなる炬(ひ)あらむとする時には、まず蘭松(らんしょう)を備（もう）く。
（ 景戒 ）
8.
春は花　夏ほととぎす　秋は月
冬雪さえて　冷(すず)しかりけり
（ 道元 ）
9.
一、「寒すぎる」といって仕事をしない。
二、「暑すぎる」といって仕事をしない。
三、「晩(おそ)すぎる」といって仕事をしない。
四、「早すぎる」といって仕事をしない。
五、「私はひどく腹が空(す)いている」といって仕事をしない。
六、「私はひどく満腹だ」といって仕事をしない。
（ 「六方礼経」 ）
10.
人間の悩みは、生きている限り続くものである。
（ 仏教の教え ）
11.
私のなかに業(ごう)がふりつもり
業の落葉がふりつもり
腐植土のようになり
ながいとし月には
私の肥料(こやし)になり
（ 榎本栄一 ）
12.
佛(ほとけ)は常にいませども、
現(うつつ)ならぬぞあはれなる、
人の音せぬ暁(あかつき)に、
ほのかに夢に見え給ふ。
（ 『梁塵秘抄』 ）
13.
やたらと忙しいのはどんなものでしょう。
「忙」という字は「心が亡びる」と書きます。
（ 高田好胤 ）
14.
信心がないときには悲しみや苦しみが濁るのです。
何によって濁るかというと、私がかわいいという思いで濁るのです。
その時には、悲しみではなくて愚痴になる。
何でこんな目に会わなければならないのか。
何で私だけこんな目にと。
（ 宮城顗 ）
15.
雨の日には雨の日の
老の日には老の日の
おめぐみ
（ 東井義雄 ）
16.
「人はなんで生きるのやろ」、これについては、ムー（無相）にはわからんのですよ。
本当は、生きてるから生きてるので、別に意味は考えられない、わからないというほかないんですよ。
（ 木村無相 ）
17.
心の内がよく整えられた者は、
この世とかの世をともに捨てる。
（ 『スッタニパータ』 ）
18.
われらの愛は、理智の導きによって、正しき成長をもとめなければならない。
そして之(これ)を永く撫育(ぶいく)してゆくものは、おのずからにして鍛え上げられた情操にほかならない。
理智に明らかにして、しかも濃(こま)やかなる情操を保持するところに、よき均衡と調和された、ゆたかな生活が展(ひら)かれる。
（ 九条武子 ）
19.
今　今　今
たった今死んでも
生き甲斐あったか
（ 木村無相 ）
20.
法と不法を説く賢者は非常に多いけれど、知って実践する人は、世の中にはきわめて少ない。
（ サキャ・パンディタ ）
21.
外から（日々の生活を）眺める時には必然的に、
実際に生きるという事実から遠ざかってしまう。
（ 鈴木大拙 ）
22.
知識を持った人を馬鹿にすると、馬鹿にした人自身に罰が当たる。
火を下に向けて持とうものなら 下に向けた人の手を焼くように。
（ サキャ・パンディタ ）
23.
ジャガイモころころ
掘り起こされて
大小不同の
ピッカピカの仏さまが
土のなかから
おどりだされた
出来　不出来をいうのは
人間のたわごと
（ 浅田正作 ）
24.
仏道というのは向上の道ではない、向下の道だ。
（ 安田理深 ）
25.
つっかい棒も大地があって支えることができる。
支えられていることに気づいて人と成っていく。
（ 米沢英雄 ）
26.
たとえ一坪の牢獄であっても、厳粛な懺悔の道場であることをさとった人に、なつかしいこの社会が、却(かえ)ってつめたい牢獄となって迎えることは、あまりに悲しいとおもう。
（ 九条武子 ）
27.
功徳は驕りによりだめになり、
慎みは欲によってだめになる。
（ サキャ・パンディタ ）
28.
ほかの人々に幸せになってもらいたければ、思いやりを実行に移すこと。
自分が幸せになりたければ、思いやりを実行に移すこと。
（ ダライ・ラマ14世 ）
29.
好ましいことばのみを語れ。
そのことばは人々に歓び迎えられる。
つねに好ましいことばのみを語っているならば、
それによって悪を身に受けることがない。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
30.
汽車に乗ったら荷物は降ろせば良い。
（ 高光大船 ）
31.
人が「これはわがものである」と考えるもの、
それはその人の死のためにやはり失われる。
（ 原始仏教の教え ）
32.
人の生を受くるは難(かた)く、
やがて死すべきものの、
今、命あるは有り難し。
（ 『法句経』 ）
33.
どんな平凡な日々でも、宗教心があれば、いつも新しく生きていける。
（ 米沢英雄 ）
34.
賞罰は、必ず重くするに在らずして、必ず行うに在り。
（ 『中論』 ）
35.
自力にて往生(おうじょう)せんとおもうは、闇夜にわがまなこのちからにて、ものをみんとおもわんがごとし。
さらにかなうべからず。
（ 『安心決定鈔』 ）
36.
自立した人が「みんなのおかげです」と感謝している姿が美しい。
（ 豊島学由 ）
37.
日本の宗教社会には、未来に現われるメシアというものの出現を、具体的に説くという性格は、きわめて乏しいといえる。
したがって、弥勒(みろく)＝メシアを待望して、至福千年というか、千年王国論を展開するような宗教運動というものにも欠けていることになる。
（ 宮田登 ）
38.
（悩みを払い去ろう、悩みの影と別れようとするのではなく）光に近づいて、悩みを消してゆく。
悩みをみつめつつゆくものこそ、光によって照らし出されている自分を、ねんごろに育て上げることができる。
（ 九条武子 ）
39.
その人を失った悲しみの深さは、実はそのまま、生前その人から我が身が受けていた贈りものの大きさであったのです。
かけがえのない大きなものを贈られていたからこそ、その人を失ったことが、深い悲しみとなって迫ってくるのです。
（ 宮城顗 ）
40.
人間とは
自分で自分の始末を
仕切れぬ者の
別名である
（ 高光大船 ）
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