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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ １１月３日 ☆
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1.
与えたものは取り戻さず、劣った者の悪口を受け止め、小さな恩も忘れない。
それが偉大な人のしるしである。
（ サキャ・パンディタ ）
2.
怒りにしがみついているのは、
誰かに投げるために
真っ赤に燃えている石炭をつかむようなもの・・・
火傷するのは自分自身だ。
（ ブッダ［シャカ］ ）
3.
いずれにしても、大事なのは、自分の責任は自分でとること。
これができれば何をしてもいいんです。
むちゃくちゃなことをしておいて、あとで困ったら人に泣きつく。
これが一番みっともないことですね。
（ 瀬戸内寂聴 ）
4.
人間は生き方に迷うておる存在ですね。
他の動物には、おそらく生き方ということにおいて迷いはないのでしょう。
いかに生きるか、どういう生き方をするか、ということは身体の本能が知っているわけですね。
人間だけは、いかに生きるべきかということに迷うのです。
（ 宮城顗 ）
5.
名利の執着をはなれ得ない地上の営みは、
いかに麗しく飾られても、
畢竟(ひっきょう)、
ほろびゆく玩具にすぎない。
（ 九条武子 ）
6.
所詮人間は弱いものである。
自己に囚(とら)われがちな半面には、
何物か僥倖(ぎょうこう)を祈ろうとする。
それは野蛮人たると、文明人たるとを問わない。
畢竟(ひっきょう)自己をたのみ得ないゆえに、
迷信の世界に踏み迷ってしまう。
（ 九条武子 ）
7.
悲しみの深さが
そのひとの深さだ
（ 浅田正作 ）
8.
誰の中にでも仏さまがいるのだと思って、相手に手を合わすような気持ちで接して下さい。
（ 瀬戸内寂聴 ）
9.
生を明(あき)らめ死を明(あき)らむるは仏家(ぶっけ)一大事の因縁(いんねん)なり。
（ 道元 ）
10.
「この世にろくな人間はいない」というのは、「この世の立派な人間を見る目が私にはない」といっていることだ。
（ 坂東性純 ）
11.
愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。
「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう。
（ 瀬戸内寂聴 ）
12.
旅に出て、もしも自分よりもすぐれた者か、または自分にひとしい者に出会わなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。
愚かな者を道連れにしてはならぬ。
（ ブッダ［シャカ］ ）
13.
みんな死ぬる
人とおもえば
なつかしき
（ 木村無相 ）
14.
如来は人間を
自由にさせてくださるが
人間はあたまをうってから
眼(め)がすこしひらく
（ 榎本栄一 ）
15.
ものほしげなキョロキョロした目
おちつきのないイライラした目
うるおいのないカサカサした目
何かに頭を縛られた偏った目では
しあわせのどまんなかにいても
しあわせなんか見ることもいただくこともできないまま
せっかく恵んでいただいた二度とない人生を
むなしく過ごしてしまうことになるのだ
（ 東井義雄 ）
16.
自分というものに
光をあて
お知らせいただく
そのほかに
宗教というものが
あろうか
（ 浅田正作 ）
17.
救いは、人々の欲求のために存在するのではない。
一切のものすでに救いの光のなかに在(あ)るのである。
（ 九条武子 ）
18.
としをとることも喜びだ
今までわからなかったことが
少しずつわかってくるから
（ 榎本栄一 ）
19.
己の心を捨て、世のため、人のために施すのが仏の心。
（ 仏教の教え ）
20.
眼横鼻直（がんのうびちょく）──目の前にある物事をありのままに見ることが大事だということ。
（ 道元 ）
21.
小事を大事にせざれば、
必ず大事をしいだすぞ。
（ 沢庵宗彭［沢庵和尚］ ）
22.
何かを望むなら、その事柄を寝ても覚めても、ひたすら想い続けよ。
そうすれば、たとえ、よこしまな思いでも叶えられる。
（ 道元 ）
23.
私の人生を貫く一つのこと、そういうものが見つかる。
自分にはっきりするということが実は救いということです。
（ 宮城顗 ）
24.
ご縁　ご縁　みなご縁
困ったことも　みなご縁
南無阿弥陀仏に　遇うご縁
（ 木村無相 ）
25.
くもりなき一つの月をもちながら
浮き世の雲に迷ひぬるかな
（ 一休禅師 ）
26.
罪業というのは、死んでおわびをするというようなものではない。
死によっても終わらないものです。
死んだらそれで帳消しにしてもらえるというようなものではないのです。
（ 宮城顗 ）
27.
子の罪を　親こそ憎め　憎めども
捨てぬは親の情けなりけり
（ 利井鮮明 ）
28.
見えないところで
見えないものが
見えるところを　ささえ
生かし　養い
あらしめている
（ 東井義雄 ）
29.
過去の因を知らんと欲せば其(そ)の現在の果を見よ。
未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ。
（ 『心地観経』 ）
30.
別れの辛さに馴れることは決してありません。
幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。
それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。
それが人間なのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
31.
果報を求めず。
（ 達磨 ）
32.
心の仇(かたき)は心なりけり。
（ 仏教の教え ）
33.
いましめを身にたもつ賢者は、蜂が食物をあつめるように働いたならば、かれの財はおのずから集積する。
あたかも蟻の塚のたかめられるようなものである。
（ 『雑阿含経』 ）
34.
仇(あだ)も情けも我が身より出る。
（ 仏教の教え ）
35.
何千のもろうそくは、
たった一本のろうそくでともすことができる。
それによって、ろうそくの命が短くなることはない。
幸福も人を分かち合って減ることはない。
（ ブッダ［シャカ］ ）
36.
自分の人生は自分一代のものなのだ。
（ 一休禅師 ）
37.
数珠は実にみごとな発明だ。
なぜなら、数珠を繰(く)ることで指が占拠されるだけでなく、心も占拠されるからだ。
（ タタルケビッチ ）
38.
人が生まれたときには、実に口の中には斧(おの)が生じている。
愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割(さ)くのである。
（ 『スッタニパータ』 ）
39.
自分の心が一番しまつに困る。
承知せぬのは自分の心である。
（ 曽我量深 ）
40.
（お布施は）むりもだめだがケチもだめ。
なぜか？
むりもケチも執着だから、出したお金がきれいでない。
他人(ひと)に比べてむりもしない、ケチもしない、さらりと出して、出したら忘れる、そうすればそこには人間の欲という執着がない。
（ 相田みつを ）
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