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今日の
忘却の名言
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8月5日
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1.
人は生まれながら心中に怪物を飼っている。
普段は心の深部、奥の奥、最奥の部屋に鍵を掛け閉じ込め、
閉じ込めることによって、
忘れようとしている。
しかし、それは確かにいるのだ!
耳を澄ませば、
その部屋の内側から、
怪物が叩くノックの音が聞こえてくる。
いつも、いつも、いつも。
(
漫画『賭博黙示録カイジ』『賭博破戒録カイジ』
)
2.
春愁や何か忘れてゐさうな日
(
稲畑汀子
)
3.
戦あることなど忘れ薄(すすき)の穂
(
中村十朗
)
4.
読んで忘れた本に再読のチャンスを自分で与えることで、
読書という経験を、自分のなかで、
絶えず新しい経験にしてゆくことができる。
(
長田弘
)
5.
老化とともにまず固有名詞が、
続いて形容詞が脱落する。
俗にいうミソもクソも、
同じ一語で形容しはじめたら、
顔以上に心の方が古びたと思えばいい。
(
池内紀
)
6.
忘れるすべを知っていれば、
むしろ幸せというべきである。
(
バルタザール・グラシアン
)
7.
(「ウサギとカメ」の寓話では)
カメは一回も相手を見ていない。
一方、ウサギのほうは頂上など眼中になかった。
いつもカメのことばかり見ていました。
(
養田実
)
8.
肉親って、不思議なもの。
他人ならば、遠く離れるとしだいに淡く、忘れてゆくものなのに、肉親は、なおさら、懐かしい美しいところばかり思い出されるのだから。
(
太宰治
)
9.
初夢の思ひ出せぬを吉とせり
(
土井木賊
)
10.
本は、やはり読んでも大半忘れてしまう。
忘れるようなことは
忘れてしまっていいのだ、
忘れなかったものだけが、
なにものかなのだ、
という意見もあるが、
忘れっぽい私は、反対である。
(
山田太一
)
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