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ニーチェの名言
Nietzsche

ニーチェ
［フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ］
（19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900）
｜1−100｜
｜101−200｜
｜201−249｜
［ テーマ別今日の名言 ］
《 哲学者・思想家 》
《 哲学 》
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《 星座別名言と運勢 》
《 血液型別名言と運勢 》
［ テーマ別の全名言 ］
《 哲学者・思想家 》
《 哲学 》
201.
なお軽視しているかぎり、
憎悪することはない。
むしろ、同等または高等であると認めるとき、
始めて憎悪する。
（ ニーチェ ）
202.
諸君、功利主義者たちよ、諸君がすべての《功利》を愛するというのも、ただ諸君の嗜好を運ぶ車輛(しゃりょう)としてだけだ。
──諸君も本当はその車輪の騒音に我慢ができないのではないのか。
（ ニーチェ ）
203.
あなたがたの祖先の徳が残してきた
昔の足跡をたどるがいい。
祖先の意志があなたがたと一緒に登るのでなければ、
あなたがたはどうして（＝どうやって）高く登ろうというのか。
（ ニーチェ ）
204.
自分の実力以上に有徳であろうとするな。
また、できそうにないことを自分に求めようとするな。
（ ニーチェ ）
205.
或(あ)る人が何であるかは、
彼の才能が衰えるときに、
──彼が何を為(な)しうるかを示すことを熄(や)めるときに、
始めて暴露される。
才能もまた一つの化粧である。
化粧は一つの隠蔽(いんぺい)である。
（ ニーチェ ）
206.
自分の目標に近づいた者は、
踊り出す。
（ ニーチェ ）
207.
高貴であること──それは、そのときにおそらくは、頭の中に愚劣さを抱いていることを意味するようになるだろう。
（ ニーチェ ）
208.
真理と学問一色の世界では、虚偽の相場が高騰し、賢明さ一色の世界では、新たな種類の高貴さが現れるかもしれない。
（ ニーチェ ）
209.
人間は真理を要求し、人々との道徳的な交わりにおいてそれを実践する、そこに一切の共同生活の基礎があるのである。
お互いに虚偽をなせば悪しき結果が来ることを、ひとびとは見越している。
ここから、真理の義務が生まれるのである。
（ ニーチェ ）
210.
解釈するとは、自分を投入することである。
よって、私は自分自身の解釈者にはなれない。
しかしひたすら自分自身の道を登る者がいれば、
その者は私の姿をも明るい光の内に引き上げてくれる。
（ ニーチェ ）
211.
賢明であることはたしかに必要ではあるが、それがあまりに普通で当たり前のことになるなら、選り好みの激しい趣味にとっては、むしろ低俗と受け取られてしまうだろう。
（ ニーチェ ）
212.
きみの同情は察知であるべきだ、きみの友人が同情を欲するかどうかを、まず知るために。
彼がきみにおいて愛するのは、不屈の目と永遠のまなざしであるかもしれないのだ。
友人への同情は、或る堅い殻の下に隠されているべきだ。
（ ニーチェ ）
213.
支配する。
──ある者は、
支配欲からして支配する。
他の者は、
支配されないために支配する。
──後者にとっては、
それは二つの悪の中で小さい方の悪であるにすぎない。
（ ニーチェ ）
214.
急速に軽蔑される手段。
──早口に沢山のことを口にする人間は、
ほんの短期間交際しただけで、
たとえ彼がもっともなことを口にするとしても、
われわれの尊敬を異常なほど大きく低下させる。
（ ニーチェ ）
215.
今は絶滅されてしまった諸々の哲学や神学が、しかしなお相変わらず依然と学問の中に働き続けている。
根もとの方が死滅してしまった場合でも、ここでは小枝の方には、なお暫時の生命があるのである。
（ ニーチェ ）
216.
いつかは
自分自身をもはや軽蔑することのできないような、
最も軽蔑すべき人間の時代が来るだろう。
（ ニーチェ ）
217.
君は言う「善行のためには戦いを犠牲にせよ」と。
私は言う「善戦のためには万物を犠牲にする」と。
（ ニーチェ ）
218.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
219.
一切の書かれたもののうち、私はただ、その人がその血をもって書かれたもののみを愛する。
血をもって書け。
君は、血が精神であることを知るだろう。
（ ニーチェ ）
220.
人が自分のよからぬ性質や悪徳を隠そうがあからさまに打ち明けようが、結局いずれの場合にも彼の虚栄心がその際得をしたがっている。
誰の前でああした性質を隠し、誰の前で正直に率直になるかということを、彼がいかに巧妙に使い分けるか、よく気をつけてみるがいい。
（ ニーチェ ）
221.
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
（ ニーチェ ）
222.
「彼にとり入りたいのか？
　それならば、彼の前に出て当惑のさまを示せ・・・」
（ ニーチェ ）
223.
医者よ、あなた自身を助けなさい。
そうすれば、あなたはあなたの病人たちをも助けることになる。
自分自身を癒す者を、目の当たりに見ることが、病人の何よりの助けになるようにすれば良い。
（ ニーチェ ）
224.
「事柄に対するよろこび」と人は言う。
しかし本当はそれは事柄を介しての自己に対する喜びである。
（ ニーチェ ）
225.
人間は深淵に架けられた一本の綱である。
渡るも危険、途上にあるも危険、後ろを振り返るも危険、身震いして立ち止まるのも危険。
（ ニーチェ ）
226.
学者や芸術家との交際においては、評価を反対に誤ることがよくある。
注目すべき学者の背後に凡庸な人間を、また、凡庸な芸術家の背後にしばしばきわめて注目すべき人間を見ることが希ではない。
（ ニーチェ ）
227.
記憶が言う。
それをしたのは私だと。
自尊心が答える。
そんなことをこの私がするはずはないと。
（ ニーチェ ）
228.
私は人間ではない。
私はダイナマイトである。
・・・私は宗教的な人と接触した後では手を洗わずにはすませない。
（ ニーチェ ）
229.
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
（ ニーチェ ）
230.
嵐を捲き起こすものは、最も静かな言葉である。
鳩の足で来る思想が世界を左右する。
（ ニーチェ ）

231.
私を破滅させないものが、私を強くする。
（ ニーチェ ）
232.
目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。
（ ニーチェ ）
233.
ものの始めを探すことで、人間は蟹になる。
歴史家は後ろ向きにものを見る。
ついには後ろ向きに信ずるようになる。
（ ニーチェ ）
234.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
235.
人の性質は、永久に前に進めるわけではない。
引き潮があり、差し潮がある。
（ ニーチェ ）
236.
本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力をまったく喪失する。
本をめくらないときには考えない。
（ ニーチェ ）
237.
人は女を深いと思う──なぜか？
女の場合、底まで行けないからだ。
女は浅くさえもないのだ。
（ ニーチェ ）
238.
人は自分の認識を他人に伝えると、もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。
（ ニーチェ ）
239.
だれしも、分別に欠けるだけ虚栄に毒されている。
（ ニーチェ ）
240.
乞食──乞食は一掃すべきである。
けだし何か恵むのもしゃくにさわるし、何もやらないのも、しゃくにさわるから。
（ ニーチェ ）

241.
あなたがたは高められたいと願うとき、上方を仰ぎみる。
だがわたしはもう高みにいるから、下方を見下ろす。
あなたがたの誰が、高められて、しかも同時に哄笑(こうしょう)することができるだろうか？
最高の山頂に立つ者は、すべての悲劇と悲劇的厳粛を笑うのである。
（ ニーチェ ）
242.
「文化国家」とは、近代的観念にすぎない。
一方は他方を食っていき、他方は一方の犠牲において繁栄する。
文化のすべて偉大な時代は、政治的には没落の時期である。
（ ニーチェ ）
243.
世界は深い。
昼が考えたより深い。
（ ニーチェ ）
244.
極端な行動は虚栄、普通の行動は習慣、卑劣な行動は恐怖に帰されるならば、過失を犯すことはまずなかろう。
（ ニーチェ ）
245.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
246.
善とは何か。
人間において権力の感情と権力を欲する意志を高揚するすべてのものである。
（ ニーチェ ）
247.
幸福とは何か。
権力が成長しつつあるという感情、抵抗が克服されるという感情である。
（ ニーチェ ）
248.
悲観をその基盤とし、不幸と悲哀を善とするこの道徳。
この善悪の価値表は、速やかに破り捨てなければならない。
（ ニーチェ ）
249.
我々のうちで最も勇気のある者でさえ、自分が本当に知っていることに対する勇気を持つのは、まれなことだ。
（ ニーチェ ）
以上
【 ニーチェの名言 】
全部で、249件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
人生というのは矛盾から成り立っているものなんだ。
もしも矛盾の中心にちゃんととどまれるものなら、人生の意味が分かる。
（ サム・シェパード ）
2.
ぼくの場合は、
一人の人間のことに必死になっていたら、
世界のことを考えざるをえなくなってくるんですね。
結局、（心を）深く病んでいる人は
世界の病いを病んでいるんですね。
それでぼくはなんとなく
社会に発言するようになってきたんです（→続きはクリック）
（ 河合隼雄 ）
（ Kawai Hayao ）
3.
宵闇のいかなる吾(われ)か歩き出す
（ 佐藤鬼房 ）
（ Satou Onifusa ）
4.
ほんの少ししか望まないことが、最高の幸福への接近であると考える。
（ ソクラテス ）
（ Sokrates2 ）
5.
３．成功、特に予期せぬ成功、計画外の成功を追求していかなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
6.
もし、神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵し得ようか。
（ 『新約聖書』 ）
（ Shinyaku Seisho ）
7.
幸福になるための心得。
５．女性の場合、家の中をきちんと整頓し、常に美しくしておく。
（ デール・カーネギー ）
（ Dale Carnegie ）
8.
われらたのしくここにねむる。
離ればなれに生まれ、
めぐりあい、
短き時を愛に生きしふたり、
悲しく別れたれどこにまた心となりて、
とこしえに寄り添いねむる。
（ 西條八十 ）
（ Saijou Yaso ）
9.
完璧さを求めるのをやめて、小さな進歩に目を向けることを学ぶと、人生はぐんと楽になる。
（ リチャード・カールソン ）
（ Richard Carlson ）
10.
画家は灰色を使って、色白の美女を描くことができる。
（ ウジェーヌ・ドラクロワ ）
（ Eugene Delacroix ）
11.
あってもなくてもいいものは
ないほうがいいんだな
（ 武井哲応〔武井哲應〕 ）
（ Takei Tetsuou ）
12.
未来はすでに始まっている。
（ ）
13.
美しきものは善、
善なるものはすなわち美となる。
（ サッフォー ）
（ Sappho ）
14.
大地の神々によって生かされているという、僕の漠然とした人生観は、すでに虫によって実践されている。
（ 水木しげる ）
（ Mizuki Shigeru ）
15.
妄想癖や空想癖も、他人に迷惑をかけず自分をリフレッシュできるなら、ひとつの財産。
自分を癒す方法は人それぞれです。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
16.
知らずに天使をもてなす人がいる。
（ 『新約聖書』 ）
（ 聖パウロ ）
（ Shinyaku Seisho ）
（ St.Paul ）
17.
有能な人は、思いっきり失敗すれば、自分の至らなさに気がつく。
自分で気がつけば、本気になる。
本気になれは人は変われる。
人は化けれる。
（ 漫画『エンゼルバンク』 ）
（ Angel Bank ）
18.
夢を追える人は、
すでに幸福な人である。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
19.
貧乏に苦しみながら、
今になんとかしてやると
希望を持って生きていくところに、
また言うに言われぬ面白みがあるもんですよ。
（ 5代目 古今亭志ん生 ）
（ Kokontei Shinshou 5th ）
20.
怒りそうになったら、笑っちまえ、怒ると同時に笑うことはできないんだから。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
21.
教養ある人間とは、
自らが行い、語り、考えるすべてのものに
普遍性の刻印を捺(お)すことを知っており、
すでに自らの個別性を放棄して
普遍的な原理に則(のっと)って行動する、
そのような人間のことである。
（ ヘーゲル ）
（ Hegel ）
22.
もっと自分自身に向き合うような時間、もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう。
それこそ脳を真っ赤に燃え上がらせる知的活動のひとときは、誰もが持つべき孤独なのだ。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
23.
踏み入りしあとを径(みち)とし芒原(すすきはら)
（ 稲畑汀子 ）
（ Inahata Teiko ）
24.
地味なものは高価なものよりも美しくなりうるというひそかな知識がないと、決して洗練されたセンスを身につけることはできない。
（ アンドレ・プットマン ）
（ Andree Putman ）
25.
人生の幸福というものを安易な世界に求めてはいけない。
言い換えれば無事平穏を幸福の目標としないということである。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
26.
プロにとっての最大の責任は、
2500年前のギリシャの名医、ヒポクラテスの誓いの中にはっきり示されている。
「知りながら害をなすな」である。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
27.
自分は君に、「作家は仕事をしなければならぬ。」と再三、忠告した筈でありました。
それは決して、一篇の傑作を書け、という意味ではなかったのです。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
28.
思考は言葉となり、言葉は行動となる。
行動は習慣となり、習慣は価値観となる。
価値観は運命となる。
（ 映画『ザ・キングダム　砂の惑星』 ）
29.
知識なんて暗記する必要はないのさ。
必要になったらそのときに調べればいいんだからな。
（ ゲーム『スターオーシャン・セカンドストーリー』 ）
30.
実はイマジネーションは、
お金になるのです。
イメージをイメージのまま終わらせなければ、
それはビジネスになるし、
最終的には実益に結びつきます。
（ おちまさと ）
（ Ochi Masato ）
31.
やはり仕事をしていくと、
行き詰まったり
方向を見失ったりするんですよ。
そのときに原点に返る、
そういう原点を持っている人が
プロだと思います。
（ 長沼毅 ）
32.
馬鹿な上官、敵より怖い。
（ 俗言 ）
33.
富を持たない者は
働き甲斐を持たない。
人間は財産に希望を持たないならば、
けっして労働に駆り立てられないものである。
（ ケネー ）
34.
裏切りは友情の薬味であって、コショウかワサビみたいなものであり、裏切りの要素もその危険も伏在しない友情など、味がないと思うようになるとき、諸君はまず、青年のセンチメンタリズムを脱却した、一人前の大人になったと云(い)えましょう。
（ 三島由紀夫 ）
（ Mishima Yukio ）
35.
人間は生死(しょうじ)の苦しみをのがれようとして、
生死に苦しんでいる。
（ 曽我量深 ）
（ Soga Ryoujin ）
36.
怒りは自らを罰する。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
（ UK saying ）
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