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松下幸之助の名言
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301.
調和というものは固定したものではなくて、発展しつつあるものだと思う。
分子が発展すると同時に、分子と分子が調和しながら発展していくものだ。
調和力というものがあるとすれば、その力そのものも伸びないといけない。
302.
指導者というものは、いろいろなかたちでみずから信ずるところ、思うところを人びとにたえず訴えなくてはならない。
と同時にそのことを自分自身が率先実践することが大事であろう。
303.
思ったことが全部実現できたら危ない。
３回に１回くらいがちょうどいい。
304.
部下に任せることが必要だ。
そのうち部下は必ず一人前になり、時には自分よりうまくなる。
305.
苦労を語る前に、私はまず自分自身の幸運に感謝したい。
306.
経営をいちばん熱心に真剣に考えるのは、中小企業の主人公だ。
大企業の経営者は困難を直接肌で感じないから、おのずと行動に力弱さが出てくる。
307.
私はこれまで、できるだけ無理をしないということで、経営をすすめてきた。
いいかえれば、自分の力の範囲で仕事をしてきたということだ。
308.
焦ったり、面目上にこだわったりしてはならぬ。
仕事はどこまでも成り立つ基礎の上に立たねばならぬ。
309.
素直な心は、
真実をうつす唯一の鏡である。
310.
毎日を全力で生きれば、運命に輝きが出てくる。
311.
真実に立つというのは、まことに強いもので、経営者が真実に立っていれば社員やお得意先からの信頼が、おのずと集まってくる。
真実に立っての言動は、やはり人の心に通じるし、そのことがまた、自分の行き詰まりを打開する上でも、極めて大きな力になると思うのである。
312.
誰にでも与えるものはある。
笑顔を与える、笑いを与える。
求める活動から与える活動へ転換をはかりたい。
313.
どれほど学問を積んでも、本当に頼れるのは直感だ。
しかも、いざその場になった時、実際にやってみるまで何が起きるか分からない。
314.
とかく人間の感情というものは、うまくいけば有頂天になるが、悪くなったら悲観する。
これは人間の一つの弱い面だが、それをなるべく少なくして、いつの場合でも淡々とやる。
信念を持っていつも希望を失わないでやることだ。
315.
見方を変える。
何事もゆきづまれば、まず、自分のものの見方を変えることである。
案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである。
316.
私は人の話を聞くのが上手です。
私は学問のある他人が全部私よりよく見え、どんな話でも素直に耳を傾け、自分自身に吸収しようとつとめました。
よく他人の意見を聞く、これは経営者の第一条件です。
317.
語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さなことにでも、どんなに古いことにでも、宇宙の摂理、自然の理法が密かに脈づいているのである。
そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのである。
これらのすべてに学びたい。
318.
およそ経営者たる者は、人と共に憂い、人と共に楽しむということではいけない。
人よりも先に憂い、人よりも後に楽しむという志がなければならない。
319.
経営者は、社外に経営の成果を知らせる責任がある。
社員の働きがあればこその成果である以上、
それが社員に対する礼儀というものだ。
320.
伝統、しきたりを早く覚え、使われやすい人間にならんとあきまへん。
使われやすい人間、ものを言いやすい人間には、自然と知識が集まるもんです。
321.
非常に働きのある立派な仕事をする部下も大事やけども、働きは何もないが、愚痴だけをうまく聞いてくれる人、そういう人も非常に大事だ。
322.
競争も必要、対立することもあっていい。
だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい。
323.
今日のわしの成功は、部下とお客様のおかげやな。
成功の理由はそれやな。
ありがたいことやとしみじみ思う。
324.
なぜに成功したんですか？
とよう尋ねられるけども、どうして成功したのか？
わしにも分からん（笑）。
いい部下に恵まれたこと、ひいきにしてくださるお客様がたくさんできたこと。
そういうことやろな。
325.
適正な利益というものは、企業の使命達成に対する報酬である。
だから、利益なき経営は社会に対する貢献が少なく、その本来の使命を果たしえていないといえる。
326.
この世に百パーセントの不幸というものはない。
五十パーセントの不幸はあるけれども、反面そこに五十パーセントの幸せがあるわけだ。
人間はそれに気がつかなければいけない。
327.
失敗を恐れて同じ事の繰り返しでは進歩がない。
失敗を恐れるより、生活に工夫のないことを恐れたい。
328.
好景気の時は、駆け足をしているようなものだ。
一方、不景気はゆるゆる歩いているようなものだ。
駆け足の時は他に目が移らないから欠陥があっても目につかないが、ゆるゆる歩いている時は前後左右に目が移るから欠陥に目がつき、修復訂正ができる。
329.
昔から「利は元にあり」という言葉があります。
これは利益は上手な仕入れから生まれてくるということだと思います。
まずよい品を仕入れる。
しかもできるだけ有利に適正な値で買う。
そこから利益が生まれてくる。
330.
「利は元にあり」ということを、ともすれば単に安く買い叩けばよいというように解釈する人があるようです。
しかし、決してそうではなく、仕入先を、品物を買って下さるお得意先と同じように大切にしていくことが肝要だと思います。
そういう気持がないと、結局は商売は繁昌しないと言えましょう。

331.
仕事というものは、一刻一瞬が勝負である。
その緊張がなければ、いい智恵も創意も工夫も生まれない。
332.
人間に寿命があるように、
われわれの仕事にも、
それがいつのことかわからないにしても、
やはり一つの寿命があると言えるのではないかと思う。
しかし、だからといって、
努力してもつまらない、
と放棄してしまうようでは、
人間で言うところの天寿を全うせしめることはできない。
これはいわば人間はやがて死ぬのだからと
不摂生、不養生の限りを尽くすのと同じであろう。
333.
身なりは鏡で正せるにしても、
鏡は心のゆがみまで映し出しはしない。
だから人はとかく、
自分の考えや振る舞いの誤りを自覚しにくい。
334.
大事な事は、自分のその特質を、はっきり自覚認識していることである。
その自主性がほしい。
まねる事は、その上に立ってのことであろう。
335.
長所や短所というものは絶対的なものではない。
学問がある、また身体も頑健である、これは常識的に考えれば長所と考えられる。
しかし、それを過信して失敗すれば、結果として短所となってします。
336.
社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。
その時に心が動揺するかしないかは、信念の有無で決まる。
337.
病気を恐れて遠ざけていれば、あとから追いかけてくる。
病気と仲良く親しんで、積極的に近づいていけば、向こうが逃げていく。
338.
自分が今日一日やったことは成功か失敗か、よく考えてみよう。
決して平穏な一日ではなかったはずだ。
339.
自省の強い人は、自分というものをよく知っている。
つまり、自分で自分をよく見つめているのである。
私はこれを「自己観照」と呼んでいるけれども、自分の心を一ぺん自分の身体から取り出して、外からもう一度自分というものを見直してみる。
これができる人には、自分というものが素直に私心なく理解できるわけである。
340.
自省の強い人には、あやまちが非常に少ない。
自分にどれほどの力があるか、自分はどれほどのことができるか、自分の適性は何か、自分の欠点はどうしたところにあるのか、というようなことが、ごく自然に、何ものにもとらわれることなく見出されてくると思うからである。

341.
お互いに（＝我々みんな）憧れを持ちたい、願いを持ちたい、そしてその実現のために努力する姿勢を常に持ち続けたい。
342.
衆知を集めるということをしない人は、絶対にあかんね。
小僧さんの言うことでも耳を傾ける社長もいるけど、小僧さんだからと耳を傾けない人もいる。
けど、耳を傾けない社長は、あかんな。
なんぼ会社が発展しておっても、きっとつぶれる会社やね。
343.
経営者は、つねに死を覚悟して、しかもつねに方向転換する離れわざを心に描ける人でなければならない。
344.
人生における成功の姿は、予知できない障害を乗り越え、自分に与えられた道を着実に歩んでいくことにあらわれる。
345.
病気と寿命は別のもの。
病がいつ死につながるかは寿命に任せ、病を一つの試練と観じ味わい、大事に大切に養いたい。
346.
もうけを先に考えると、ことが汚くなる。
347.
仕事がうまくいかない、人間関係がうまくいかない。
あるいは、その他の何かがうまくいかないという場合、一度静かに無理をしていないかどうかを考えてみることも意味あることではないでしょうか。
無理をしないということは理に反しないということ、言いかえると理に従うことです。
348.
喜びを知る人間は幸せである。
349.
自分一人でほどほどの仕事はできても、大きな仕事はできない。
みんなの力、知恵を集めよう。
350.
広い時もある。
せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

351.
過ちを犯したとき、如何に対処するかでその人の本当の値打ちが決まる。
352.
十のサービスを受けたら十一を返す。
その余分の一のプラスがなければ、社会は繁栄していかない。
353.
明日は今日のままであってはならない。
354.
商の原点は、どうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人々に心から喜んでもらえるかである
355.
雨が降れば傘をさそう。
傘がなければ、一度は濡れるのも仕方がない。
ただ、雨があがるのを待って、二度と再び雨に濡れない用意だけは心がけたい。
356.
何事にも熱心であること。
誰よりも熱心であること。
熱心から生まれる賢さが、自他ともに真の幸せを生むのである。
357.
アイデアは、人間の熱意、熱心に対する神の報奨である。
358.
人の意見を聞いて、それに流されてはいけないが、お互いにまず誰の意見にも感心し学び合うという、柔軟な心を養い高めていきたいものである。
359.
仕事には知恵も才能も大事。
しかし、より大事なのは平凡、些細なことを疎かにしない心がけである。
360.
君な、わしの言う通りに君が仕事をするんやったら、君はいらんで。

361.
悩んでも悩まない、そういうように感じることができれば、人生は決して心配することはない。
362.
私は学問の素養がなかったことが、かえって早く一辺の悟りを開きえて、今日あるをえたのだと思う。
恵まれて学問をなしえた人は、それが重荷にならないよう、それを生かすことが大切である。
363.
「ありがとう」と言う方は何気なくても、言われた方はうれしい。
「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。
364.
自分は自分である。
何億の人間がいても自分は自分である。
そこに自分の自信があり、誇りがある。
365.
人間だから行き過ぎることもある。
そういう場合はすぐ引き返すこと。
その見極めが何より大切である。
366.
思い悩むことを恥じるより、自己の殻に閉じこもって教えを乞わないことを恥じるべきだ。
367.
人情の機微を知るためには、やはり何といっても、いろいろな体験を通じて、多くの人びとと実際にふれあうことである。
368.
仕事をするに当たって、まず心を磨くというか、ものの考え方を成長させる必要があります。
369.
衆知を集めないというのは、言ってみれば、自分の財産は自分が持っている時だけしかないと思っている人と同じやね。
少しひらけた人なら、全世界は自分のものだと思っている。
しかし全部自分で持っているのはめんどうだから預けておこう、というようなもんやな。
370.
わしは必ずしも成功したとは考えておらん。
なんといっても、人間として生まれてきた以上は、人間としての成功が大事やからね。
まだまだそういう意味では成功したとはいえんわけや。

371.
私は死の直前まで運命に素直に従いたい。
372.
叱らなければならないときには叱る。
ためらったり上手に叱ろうなどと考えずに、直情径行でよい。
373.
迷う、ということは一種の欲望からきているように思う。
ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。
それを捨て去れば問題はなくなる。
374.
どんな仕事でもそれに徹すれば、その仕事を中心に無限といっていいほど広がっていくものだ。
もう進歩発展の余地がない、もう終わりだということは決してない。
375.
事を遂げる者は愚直でなければならぬ。
才走ってはうまくいかない。
376.
くらべつつ歩むのは、ひとつの進歩でもある。
しかし、くらべようのない自分を深く見つめて、そこにドッシリ腰をすえて歩むのも、貴重な進歩を生む。
377.
人間だからしかたないと言わず、少しでも実現できるように努めていくことが大切なんだ。
378.
人との縁・つながりは大切なもの。
縁あることを喜び、誠意と熱意でお互いのつながりをより強めたい。
379.
商売というものは、
損したりもうけたりしながら成功することはありえない。
やればやっただけ成功するものでなければならない。
（商売が）うまくいかないのは
経営の進め方が当を得ていないからだ。
全部で、379件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
三十九年間皆勤賞ですが、これはすべていかに勝つかということだけに絞って生活しているからでしょう。
酒も煙草もやめました。
辛くても我慢には慣れています。
（ 大山康晴 ）
2.
絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている。
（ ゴッホ ）
3.
時の与えるあらゆる利益を迅速に利用せよ。
（ シェイクスピア ）
4.
私は決して落ち込んだりしない。
うまくいかない方法をひとつ捨てるたびに、また一歩前進しているということだから。
（ トーマス・エジソン ）
5.
政治は血を流さない戦争であり、戦争は血を流す政治である。
（ 毛沢東 ）
6.
骸骨は静物ではなかった。
表情をかなぐり捨てた人間の貌(かお)であった。
（ 野見山暁冶 ）
7.
結婚とはセルフサービスの食事のようなものだ。
自分の欲しい料理を選んだ後で、隣りの人たちのお皿の中身を見る。
そして、どうして自分は彼らと同じ物を選ばなかったのだろう、と自問するのだ。
（ J・ドラークル ）
8.
向上のない所には、
刺激はない。
刺激のない所には、
業績は生まれない。
（ リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー ）
9.
「女も外で働いて自立すべきだ」と主張する女は、自分が働くのが好きだからでしょう。
（ 田辺聖子 ）
10.
あなたが毎日することは、人生に意味を与えるものであって欲しい。
もし、そうでないなら、なぜ、それを続けるの？
（ ドン・ハッチソン ）
11.
どこまで行けるかを知る方法はただ一つ、出発して歩き始めることだ。
（ アンリ・ベルクソン ）
12.
その人の眼には
どんな巧妙なカラクリも通じない
その人の眼に通じるものは
ただほんとうのことだけ
そういう人を持つがいい
（ 相田みつを ）
13.
失敗は、
考えるきっかけを与えてくれる、
成長のためのビタミンでもある。
（ 吉元由美 ）
14.
いつも同じ姿で出て来る人はタレントなんです。
役者じゃなくて。
役者は出て来るごとに、変わって来なくちゃいけないんです。
（ 和田勉 ）
15.
お風呂に入って、肉体の垢、汚れをとるように、毎晩、眠りにつく前に、心の垢、汚れをとる、心の中のお掃除習慣をつけること。
（ 中村天風 ）
16.
良い友を得ることは難しい。
（ ）
17.
先んずれば人を制す。
（ 『史記』 ）
18.
あなたの意識する心（＝顕在意識）が本当だと思い、本当だと信ずることは何であれ、潜在意識は受け入れ、実現されます。
（ ジョセフ・マーフィー ）
19.
ひとの世にある悪は
私もこころの中で犯している
ただそれが
人前(ひとまえ)にあらわれぬだけ
（ 榎本栄一 ）
20.
ちゃんとした親になることは、
頭の問題ではなく、
心の問題だ。
（ 斎藤茂太 ）
21.
形影(けいえい)相(あい)同じ。
（ 列子 ）
22.
人間はみずからまなばなければ何もできない、無知な生きものなのだと思う。
（ 長田弘 ）
23.
誓って言うが、わたくしはこの仕事で疲れを覚えたことはない。
（ 宮沢賢治 ）
24.
「偉い人物になれ！」と小学校の頃からよく先生たちに言われて来たけど、あんないい加減な言葉はないや。
何がなんだか、わからない。
馬鹿にしている。
全然、責任のない言葉だ。
（ 太宰治 ）
25.
自分の幸せのためだけに戦うんだ。
だから、争いがこの世界から消えてなくなることはない。
（ ゲーム『タクティクスオウガ』 ）
26.
敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力感情の発揚である。
（ 萩原朔太郎 ）
27.
誰もが犯しやすい間違いは、嫌いな人の存在を認めないことだ。
（ 秋元康 ）
28.
真の国際人とは「礼と気品」のある人と考えています。
それは、リーダーたるべき人の資質の条件でもあります。
（ 吉田繁治 ）
29.
貪欲は必ず身を食う。
（ 『源平盛衰記』 ）
30.
市場は存在するものにあらず、
創造すべきものなり。
（ 商売・ビジネスの格言 ）
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