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今日の
吉行淳之介の名言
☆
12月28日
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1.
男性が「誘惑」という言葉を使う箇所に、
女性はこの言葉(=アヴァンチュール)を使う。
男性に誘い惑わされたのではなく、
自分から進んで相手と交際をもった、
というニュアンスが、
女性がその言葉を使う場合に感じられる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
「あのころは、おれは純情だったなあ」
と私が言う場合には、
大きな部分に自嘲がこめられている。
物事の認識において欠けるところがあった、
という意味が含まれている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
会話というものは
言葉だけ切離して
それを磨き上げたり、魅力的に加工することは
無理なのである。
そのこと以外には、
会話に関しての根本的な心得というものは無いことを
知っていなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
対象にたいして心臓が動かないで文章を書いても、
それは作者不在の作品になってしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
他人に親切にしようとおもうときは、
それが二倍の大きさになって
手痛くハネ返ってくる覚悟が必要だ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
結局(私は)、
人間というものを書きたいのだろう。
大きな石の一箇所だけ
金槌で長い間繰り返して叩いていくうちに、
パッと二つに割れる。
なにかそのパッと割れるときに、
人間の普遍的なものにぶつかることができるのではないか。
そういう気分でやっているわけなのです。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
恋人の陶酔というものが、
その本人にとっては
この上ないものであるには違いないが、
冷静な眼で眺めてみると、
その陶酔している姿は往々にして
コッケイでもありさらには
醜悪でさえある。
そういうことも
「愛の陶酔」が立っている基盤(=エゴイズム)に
関係があるのかもしれない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
夢中で一人角力(ずもう)をしている人のコッケイさが、
とかく初恋というものにつきまとう。
思い返したときの初恋の味が、
甘酸っぱくホロ苦いということは、
こういうところに原因がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
金があることによって毒される程度の精神では、
金のないことによって
もっと甚(はなはだ)しく毒されるであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
ぼくは、
男らしさとか、男のやさしさというのを考える場合、
女というものは頭におかない。
女がどう見るだろうかという意識をもたない。
つまり自分、男にとって、
男らしさとはなんだろうという、
そういう考えかたをします。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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