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今日の
吉行淳之介の名言
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9月3日
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1.
別の目的があるならともかく、
たとえお茶を一緒に飲むだけの場合にせよ、
長い時間男と一緒にいなくてはならぬ「あいびき」を、
嫌な相手と約束するわけがない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
女にとって結婚は仕事、職業だ。
若い女が男に惚れるということがあるのかどうか、
ぼくは疑っている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
洒落(しゃれ)ってやっぱり、
エネルギーがいるんだよな。
洒落も老人になると、
うっかり言えないと思ったね。
洒落を言う心の容量、というのかな、
それがないんだよ。
ふわっと行かないで、
ぐっと行っちゃう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
若者にとって、
酒は大人への勲章である。
だから、無闇に飲む。
大量に飲むほど、
大人に近づけたような錯覚がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
作家が本当に脅威をおぼえるのは、
自分と共通点のある才能の閃(ひら)めきにたいしてではあるまいか。
脅威は、
同時に親近感につながり、
近寄って相手を覗(のぞ)いてみようという気持になる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
もともと金のない人間が、
金をおしむのは当たり前のことで、
すこしも「ケチ」ではない。
むしろ、金のないのに威勢よく払う行為の方が、
「必要以上」のことで、
それは虚栄につながってくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
一つの理論によって、
人生が明快に割切れている作品には
詩はない。
アジ風の勇ましい文句は、詩ではなくて、
宣伝ビラの上に書く文字である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
文章というものは
それだけが宙に浮いて存在しているわけではなく、
内容があっての文章である。
地面の下に根があって、
茎が出て、
それから花が咲くようなものである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
まったく、男というものには、
女性に対しては
とうてい抵抗のできぬ歯のたたぬ部分があるのだ。
ものの考え方に、そして、
おそらくその発想の根源となっている生理のぐあい自体に、
抵抗できぬ弱さをもっている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
現在では、
小説家の社会的地位も向上してきて、
有利な職業のような錯覚を与えている傾向があるが、
そういう気分ではじめた文学は
甚(はなは)だ志の低いもので
近い将来その種のものは
コンピューターが代用するようになるであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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