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今日の
吉行淳之介の名言
☆
7月30日
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1.
いわゆる「誘惑」という事柄は、
外見では男性が女性を誘った形を取っているが、
じつは男女両性の願望が合致して成立つ場合が多い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
もともと金のない人間が、
金をおしむのは当たり前のことで、
すこしも「ケチ」ではない。
むしろ、金のないのに威勢よく払う行為の方が、
「必要以上」のことで、
それは虚栄につながってくる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
「昔はよかった」という発想は、
老化現象のはじまりかもしれない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
ぼくはただの物語性なんか
ちっとも面白くない。
それよりもむしろ、
ほんの一行でもいいから
感覚的なものとか、
ちょっとした物のとらえ方とか、
まあ長い小説でもその一行をいつまでも覚えている
といったものがあるけれども、
その方が面白い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
小説とは、
その文字のように「小さい説」で、
女性と男性のことを考えることによって、
大きな普遍的な問題につながってゆくものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
普段は大そう気の強い女性の涙というものは、
ちょっといいものだ。
これは、女の涙というより、
その涙の稀少価値であり、
ドライな感じからソフトな感じへの
変化の面白さでもある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
恋愛のときには、
精神も昂揚(こうよう)しているし、
女の欠点がかえって長所に見えることもある。
女の方も、
結婚したらこれこれしてあげます、
といった類のことを言葉や態度で示すから、
そのころには女の「隠されたるその恐るべき実態」は、
男には見えない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
女性の「いやらしい」という言葉は
額面どおりに受取れない面がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
妻が陣痛に苦しんでいるときに
傍らでオロオロしているのは、
あまりやさしいとはいえない。
安心して子供を産め、
あとのことはオレに任せろ、
といってやるというような態度が、
男のやさしさなのである。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
会話というものは
言葉だけ切離して
それを磨き上げたり、魅力的に加工することは
無理なのである。
そのこと以外には、
会話に関しての根本的な心得というものは無いことを
知っていなくてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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