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今日の
吉行淳之介の名言
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5月12日
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1.
女はやさしい形をしているが、
だからといって中身までやさしいとはかぎらない。
軟らかくて力が弱くできているから、
生き延びるためには
かえって内側は獰猛(どうもう)にできていることになるのは、
理(り)の当然。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
ある角度からみれば、
カマキリの雄は倖(しあわ)せである。
人類の男は、
生殖機能を果したあとは
点線のカマキリになって、
外へ出て働いて、
雌に食われて養分になるかわりに、
外から金をかせいできて
物を買って養分を与える立場に負わされる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
誘惑者というものは、
相手を手に入れること自体よりも、
手に入れるまでのプロセスを愉しむものである。
従って、その過程が複雑になればなるほど、
その愉しみも大きくなる。
場合によっては、
わざとそのプロセスを複雑にすることさえある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
「あのころは、おれは純情だったなあ」
と私が言う場合には、
大きな部分に自嘲がこめられている。
物事の認識において欠けるところがあった、
という意味が含まれている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
マスコミというものは、
器用なものに貧乏させておかない。
なぜならば、
マスコミは最大公約数を相手に商売するものだから、
浅く広いことが必要で、
あまり抉(えぐ)りすぎてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
いわゆる進歩的女性の意見というのは、
自分たちの特権を放棄するもので、
自分で自分の頸(くび)を締めているようなものだ。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
私は小説を、
大衆のために果す役目や
人生の教師の役目などと
結びつけるのはまっぴらである。
まっぴらであると同時に、
小説に関してのそういう考え方は、
思い上りというものだとおもう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
悲しみに耐えるのはやさしい。
感動に耐えるのは、むつかしい。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
男女の間では、
平衡(へいこう)が取れてしまうと、
そこから新鮮なみずみずしい情熱が失われてしまう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
女には、
男の特質であるものも
自分のなかに取り込まないと、
人間として一人前でないような錯覚がある。
ほんとうは女として
もう十分完成しているものを。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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