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今日の
吉行淳之介の名言
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3月6日
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1.
動物を男性的なものと女性的なものに分けて考えると、
犬は男性で猫は女性ということになる。
人間の女性にとっては、
爪はもの想いに沈むときの小道具でもあり、
また引掻くための武器でもある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
2.
良い意味での純情というものを
ずっと維持していようとすれば、
ものごころ付いた年齢で
もう死んでいなくてはならない。
そういう世の中に私たちは住んでいる。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
3.
本というのは
探すと雲隠れして、
必要がなくなったときヒョイと出てくる。
呼んだとき来ないで、
呼ばないと来るのが猫だ、
という言葉がある。
本と猫とは、似ている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
4.
女性の「いやらしい」という言葉は
額面どおりに受取れない面がある。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
5.
「あのころは、おれは純情だったなあ」
と私が言う場合には、
大きな部分に自嘲がこめられている。
物事の認識において欠けるところがあった、
という意味が含まれている。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
6.
ぼくはただの物語性なんか
ちっとも面白くない。
それよりもむしろ、
ほんの一行でもいいから
感覚的なものとか、
ちょっとした物のとらえ方とか、
まあ長い小説でもその一行をいつまでも覚えている
といったものがあるけれども、
その方が面白い。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
7.
大文学というものは、
おそらく富士山のような形をしていて、
その作品に裾野のあたりで触れる幅広い層も満足させ、
頂上のあたりで触れる少数の読者も満足させるものであろう。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
8.
人生は賭けだ、という言い方がある。
女性の場合にも、
大きな賭けがある。
結婚である。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
9.
マスコミというものは、
器用なものに貧乏させておかない。
なぜならば、
マスコミは最大公約数を相手に商売するものだから、
浅く広いことが必要で、
あまり抉(えぐ)りすぎてはいけない。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
10.
空想の中で作り上げた理想の人のイメージが、
実際の相手にピッタリ当てはまることは、
きわめて難しい。
しかし、恋をしている人間は、
無理にでも
自分の理想のイメージに相手を当てはめてしまおう、とする。
少々脚が太いぐらい、
何ほどのことがありましょうか。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
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