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今日の
鳥全体の名言
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1月2日
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1.
残りしか残されゐしか春の鴨
(
岡本眸
)
2.
ふたなぬか過ぎ子雀の砂遊び
(
角川源義
)
3.
鵙(もず)のごと鳴けざることの悔しかり
(
藤井あかり
)
4.
大学生おほかた貧し雁(かり)帰る
(
中村草田男
)
5.
夏鳥はわが化身なれ沖つ石(おきついし)
(
佐藤鬼房
)
6.
うぐひすのこゑが障子にたまるかな
(
八田木枯
)
7.
大空に又わき出でし小鳥かな
(
高浜虚子
)
8.
古草に雉子(きじ)のからくれなゐ潜む
(
村越化石
)
9.
(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。
(
夏目漱石
)
10.
世はやすく教師を責めき冬の鵙(もず)
(
能村登四郎
)
11.
よい耳を借りて行かばや郭公(ほととぎす)
(
加賀千代女
)
12.
渡り鳥はるかなるとき光りけり
(
川口重美
)
13.
わが背丈(せたけ)以上は空や初雲雀(はつひばり)
(
中村草田男
)
14.
燕来る軒の深さに棲みなれし
(
杉田久女
)
15.
鳥渡る旅にゐて猶(なほ)旅を恋(こ)ふ
(
能村登四郎
)
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