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今日の
寺山修司の名言
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6月29日
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1.
劇のコミュニケーションの中で〈わかる〉なんてことは、ほんの部分的なコミュニケーションにすぎない。
言語を過信した演劇は、次第に複製化してゆき、結局は台本を肉体に翻案して見せるだけの、虚構で終わってしまうだろう。
(
寺山修司
)
2.
同じ鳥でも飛ばない鳥はなあんだ?
それはひとり という鳥だ
(
寺山修司
)
3.
一人の男の意志的な決意もまた、
運命的な出来事にすぎぬ。
( 寺山修司 )
4.
夕方の「さよなら」は一匙(ひとさじ)のココアだ。
甘ったるく、そのくせにがい。
夜になったら、また二人は結びついてしまうかも知れないので、ひどく心にもないことを言って早く別れてしまう。
(
寺山修司
)
5.
女がじぶんのための歌をもって自立したときから、愛することを知るのだ。
(
寺山修司
)
6.
人間は生まれ代わらねばならねえ。
生まれ代わらねえ人間はみな赤ん坊だ!
生まれ代わるためには、死なねばならねえんだ!
(
寺山修司
)
7.
死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。
なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。
(
寺山修司
)
8.
ひとはだれでも、実際に起こらなかったことを思い出にすることも、できるものなのです。
(
寺山修司
)
9.
夏……古典の死
(
寺山修司
)
10.
歴史をかえてゆくのは革命的実践者たちの側ではなく、むしろくやしさに唇をかんでいる行為者たちの側にある。
(
寺山修司
)
11.
チルチルとミチルにとっての幸福は、わが家の鳥籠の中にいた青い鳥などではなく、あの長い遍歴行(へんれきこう)そのものであった。
(
寺山修司
)
12.
笑いは客観的で、残酷で、そして死と裏腹をなしている。
(
寺山修司
)
13.
ダミアはシャンソンで、
「海で死んだ人は、みんなカモメになってしまう」
と歌いましたが、カモメになれなかった溺死(できし)の少女は、今も海の底に沈んでいます。
だから、ひとはだれでも青い海を見ていると悲しくなってしまうのです。
(
寺山修司
)
14.
私は私自身の記録である。
(
寺山修司
)
15.
片想いはレコードでいえば、裏面のようなものです。
どんなに一生懸命うたっていても、相手にはその声が聞こえない。
(
寺山修司
)
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