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今日の
寺山修司の名言
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6月28日
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1.
わらべ唄というのはペストや黒死病みたいに伝染性を持ったものであることが重要であり、その辺が他の詩歌と違うところなのではないか。
(
寺山修司
)
2.
つまらない書物というのはないが、つまらない読書というのはある。
どんな書物でも、それを経験から知識にしてゆくのは読者の仕事であって、書物のせいなどではないからである。
(
寺山修司
)
3.
思い出は、個人的な蓄積であるが、ときには疎外された人間たちの失地回復の〈緑の土地〉になることもあり得るのである。
(
寺山修司
)
4.
第二次世界大戦とは、
人類にとっての巨大な忘却の一つだ。
(
寺山修司
)
5.
書を捨てよ、
町へ出よう
(
寺山修司
)
6.
作者の仕事などは、しょせん、「書かれてしまった書物」から、自分のために残しておきたい部分を選び、あとは消しゴムで消し去ってゆく作業でしかないのかも知れないのである。
(
寺山修司
)
7.
どんな詩も、閉じられた書物の中では死んでいる。
(
寺山修司
)
8.
賭博の構造の中には、
きわめて回転の速い富の流通回路の構造がひそんでおり、
弱者にも偶然のチャンスというたのしみが残されているのだ。
(
寺山修司
)
9.
競馬ファンは馬券を買わない。
財布の底をはたいて「自分」を買っているのである。
(
寺山修司
)
10.
裏切りと言うことばが、刃物のようにひらめくのは、男と女とのあいだだけのことなのだ。
(
寺山修司
)
11.
夜の「さよなら」は愛と同じくらい重たい。
人たちがみな抱きあっている時間に「さよなら」を言うのはつらいことである。
(
寺山修司
)
12.
石畳をめくれば、その下は砂浜だ!
文明の虚しさは、たかが一枚の石畳の厚さ。
(
寺山修司
)
13.
肉声には暴力のおもむきがあり、書物のことばには権力の匂いがするのは、肉声が往復可能であるのに比して、書物が片道伝達しかはたさないからなのかも知れない。
(
寺山修司
)
14.
人は「時を見る」ことなどできない。
見ることができるのは、「時計」なのである。
(
寺山修司
)
15.
寝ている言葉を起こさないと詩は始まらないのである。
(
寺山修司
)
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