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今日の
短歌・道歌の名言
☆
5月21日
☆
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1.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
(
太宰治
)
2.
あれを見よ
深山(みやま)の桜 咲きにけり
真心尽くせ 人知らずとも
( 読み人知らず )
3.
生まれては 死ぬるなりけり おしなべて
釈迦(しゃか)も達磨(だるま)も 猫も杓子(しゃくし)も
(
一休禅師
)
4.
こころよく
春のねむりをむさぼれる
目にやはらかき庭の草かな
(
石川啄木
)
5.
たのしみは空暖かにうち晴れし
春秋の日に出(い)でありし時
(
橘曙覧
)
6.
よごれたる足袋(たび)穿(は)く時の
気味わるき思ひに似たる
思出(おもひで)もあり
(
石川啄木
)
7.
人生はただ一問の質問に
すぎぬと書けば二月のかもめ
(
寺山修司
)
8.
日々日々につもる心のちりあくた
洗ひ流して吾(われ)をたづねむ
(
二宮尊徳
)
9.
はたらけど
はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり
ぢっと手を見る
(
石川啄木
)
10.
歌(=短歌)に上達しようと思うなら、恋をしなさい。
(
与謝野晶子
)
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