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今日の
短歌・道歌の名言
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２月１５日
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1.
あまりある才を抱(いだ)きて
妻のため
おもひわづらふ友をかなしむ
（
石川啄木
）
2.
新しき本を買ひ来て読む夜半(よは)の
そのたのしさも
長くわすれぬ
（
石川啄木
）
3.
地ビールの泡(バブル)やさしき秋の夜
ひゃくねんたったらだあれもいない
（
俵万智
）
4.
わがために 祈る人ある気配して
深夜目覚めて 誰かと思ふ
（
佐藤誠
）
5.
そのかみの神童の名の
かなしさよ
ふるさとに来て泣くはそのこと
（
石川啄木
）
6.
まどろめば腹に乗りくる猫なりき
もう一度抱き荼毘(だび)師にわたす
（ 上田英司 ）
7.
性格も顔も異なるふたごかな
愛国心（ナショナリズム）と祖国愛（パトリオティズム）は
（ 松村由利子 ）
8.
東海(とうかい)の小島(こじま)の磯の白砂(しらすな)に
われ泣きぬれて
蟹(かに)とたはむる
（
石川啄木
）
9.
人がみな
同じ方角に向いて行(ゆ)く。
それを横より見てゐる心。
（
石川啄木
）
10.
習へとし言ふにはあらね金婚の
時過ぎて猶(なお)睦(むつ)む我らぞ
（ 尾上柴舟 ）
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