名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
11月7日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人は、点と点のつきあいでよい。
全貌(ぜんぼう)くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。
(
田辺聖子
)
2.
子をもつということは限りなくエゴを知ることだ。
(
田辺聖子
)
3.
女と年寄りは金の要るもの、ましてや、女であって年寄り、という存在は、人一ばい金が要る。
なんのために?
プライドと自立を守るためである。
八十になって、ヒトに(息子も含む)ああせい、こうせい、と指図を受けなくてもすむように生きるため、である。
(
田辺聖子
)
4.
女に対し、興味しんしんの男は、女をホメたり、女の話に耳かたむけたり、女にホメられたがったりするから可愛げもある。
それが男の力になる。
(
田辺聖子
)
5.
(※「本音を吐く」ということは)オトナのすることではないように思う。
いや、本音は吐かなければいけないが、いやみのない吐き方をしてほしい。
(
田辺聖子
)
6.
女は変わるというより、本卦(ほんけ)がえり、というような変貌をする。
(
田辺聖子
)
7.
アフォリズムを〈ある発見〉と訳したらどうだろう。
(
田辺聖子
)
8.
白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。
女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。
それでいて、一方では、ナカナカ、率直・正直になれない。
うわべをつくろう、という傾向もある。
この相反した性質を一身にかねそなえているのが女で、これはいうならば、政治家になったら、いちばんいい素質かもしれない。
(
田辺聖子
)
9.
男が女をえらぶのじゃない、女が男をえらぶんである。
(
田辺聖子
)
10.
人の青春というものは、いくつもスペアのあるものだ。
年とってみるとそのことがよくわかる。
(
田辺聖子
)
11.
(※年寄りは)タガなんてはずしたほうがよろし。
七十になってまだタガをはめてるような人間は大した人間やない、
七十やからこそタガをはずしますのや。
(
田辺聖子
)
12.
西洋風の、カーテンだ、じゅうたんだ、ソファだ、画だとごてごてしてる間(ま)の中に、活けられた花は造花のようで死んでしまう。
(
田辺聖子
)
13.
信条はときどき塗りかえて。
長いことたつとペンキも剥(は)げるし。
(中略)そこから雨が漏りますよ。
信条も塗りかえ、人も変わってゆくほうがよろしいねん。
人は変わる、それが世の中の常ですワ。
(
田辺聖子
)
14.
人間にとって鏡ほど面白いみものはないのではないか。
(
田辺聖子
)
15.
ウソをつく方が正直より(事実に)近いこともある。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ