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今日の
田辺聖子の名言
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10月9日
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1.
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。
(
田辺聖子
)
2.
恋には、たくらみもあれば、おとし穴も用意される。
欺瞞も恫喝も存在する。
──というのは、恋におちいっているときは世俗を忘却するが、やがて、恋自体が“世俗”になるときがくるからである。
(
田辺聖子
)
3.
信条はときどき塗りかえて。
長いことたつとペンキも剥(は)げるし。
(中略)そこから雨が漏りますよ。
信条も塗りかえ、人も変わってゆくほうがよろしいねん。
人は変わる、それが世の中の常ですワ。
(
田辺聖子
)
4.
人生の一刻は、一刻と、過ぎ去ってゆく。
しかし、人生の、とある通過点で、まるで高速道路の料金所のように、いっとき車を停めて料金を払わなければいけない時がある。
愛情か、はたまたお愛想か、義務感か、突発的熱情か、のために。
(
田辺聖子
)
5.
もしかして、自分より、この人のほうが大切、と思ったとき。
それが、ほんとに人を愛したときかもしれない、と私は思ったりする。
(
田辺聖子
)
6.
ただしいことを信条にしたらあかん。
どうせ、でけへん、そんな高尚(こうしょう)なこと。
たのしいことをしたらよろし。
ただしい、と、たのしい、一字ちがいで、えらいちがいや。
(
田辺聖子
)
7.
食物を夫と妻が、男と女が、一緒に食べるということは、何かとても大きい意味がある気がする。
カロリーやたんぱくなどより、もっと大きな何かが、一緒に食べる食事の中にはある。
(
田辺聖子
)
8.
言うて聞かす、いうても、
それは一方的に自分の考えを押しつけることになるわ。
(中略)人間の心なんて、
ハイ、それでは、ときくもんとちがうわよ。
(
田辺聖子
)
9.
人は、自慢するものがあると、安心してこの辛(から)き世を渡ってゆくのである。
心を破らず気を取り直しつつ、生きてゆくのである。
(
田辺聖子
)
10.
自分の好きなものをよむ、という自由は
何にも代えがたい。
(
田辺聖子
)
11.
男・女・おくさんという種族あり。
(
田辺聖子
)
12.
私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。
少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。
(
田辺聖子
)
13.
人間は(※年代に応じて)その時点時点でいい思いを味わうことができるもので、(中略)その年頃でないとわからんたのしみがある。
トシとるのん、べつに悲しくはないね、そう考えると。
(
田辺聖子
)
14.
人間は大なり小なり、演技力なくしては生きられない。
(
田辺聖子
)
15.
本人のそとを歳月が勝手に流れていってるだけなのに、その歳月のほうにばかり目をやるのが人の習性である。
(
田辺聖子
)
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