名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
10月10日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間生活は、ある部分では、水の高きから低きにつくが如く、いったんなだれ落ちるとどうしようもなくなってしまうことがある。
(
田辺聖子
)
2.
批評しない、というのは気に入っている証拠だ。
気に入らない理由はあげやすいが、気に入った、ということは言葉を失わせる。
(
田辺聖子
)
3.
いまの世の中は、人にバカにされまいという意識が、まるで社会という舟の竜骨のように、人々の心を硬張(こわば)らせている。
(
田辺聖子
)
4.
面白い話というのは、体臭(=人間臭さ)があればこそ、のものなのだ。
(
田辺聖子
)
5.
ああ、人生のルールは、人が、それをたのしむためにあるのだ!
(
田辺聖子
)
6.
親は、生きてるうちにはいつも敵じゃ。
死に際(ぎわ)が近づくとか、死んだあとは親になるでの。
(
田辺聖子
)
7.
旗はまいてかくしとく。
人に目立たんよう生きる。
これがおもろい人生のコツや。
(
田辺聖子
)
8.
〈また電話するワ〉というのは最高の別れのメッセージである。
(
田辺聖子
)
9.
話しやすそうな、というのは、もしかしたら天性の性的魅力のことじゃないかしら?
(
田辺聖子
)
10.
文体の確立しているのが小説、それのないのが手記である。
(
田辺聖子
)
11.
女はアジルことはうまいが、それから抽象して普遍的な真理に到達し、コトワザや格言・箴言(しんげん)をつくることはできぬ種族である。
(
田辺聖子
)
12.
(※人をとっちめるなんて)めんどくさい。
そんな馬力ないよ。
人を苛(いじ)めるなんて情熱の最たるものだ。
(
田辺聖子
)
13.
世間の偏見にさからうこと、それだけですでに、二人は愛の基礎を築いている。
(
田辺聖子
)
14.
「女の子は叱ったりいじけさしたり、してはいけない。
女の子はやさしい存在であってもらわないといけないのだから、ノビノビさせるために、叱ったりしないほうがよい」という理屈もある。
(
田辺聖子
)
15.
本音を聞いたら、その場ですぐ忘れるのがいい。
本音ほど後遺症が烈(はげ)しく残り、即座に忘れることができないのが人間の悲しさである。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ