名言ナビ
→ トップページ
今日の
田辺聖子の名言
☆
9月18日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人生作り笑い──(中略)生きる、ってことは、つまり、作り笑いする、ということにほかならない。
(
田辺聖子
)
2.
男が女に甘えるから、かわいげがあるともいえない。
甘ったれとずるさはツーツーで、女のお人よし性に便乗する虫のいい男も結構いて、それがミエミエであると、かわいげどころか軽蔑してしまう。
甘ったれ男はうんざりするだけである。
(
田辺聖子
)
3.
男と女が対立し、いがみ合い、仲直りし、理解し合うという、オトナの基盤がないと、(※夫婦における)真の自由も幸福もない。
性の本当の喜びも解放もありはしない。
(
田辺聖子
)
4.
実在感のあるのが私は好きだから、手紙をもらうと、その人の心までもらった気がする。
(
田辺聖子
)
5.
(女にとって)母親とは、
重たいお荷物というか、
腐れ縁の道づれ、というか
モヤモヤした混沌(こんとん)未分のシロモノである。
(
田辺聖子
)
6.
人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもので、砂の中の金(きん)のようなものだ。
(
田辺聖子
)
7.
アメリカの食べ物は〈食べて食べられへんことはないけど、どうしても食べたい、ちゅうようなことは、ない〉ものが多い。
(
田辺聖子
)
8.
女は男を叱咤(しった)激励すんの、好きやね。
あれが女の本質やな。
叱咤激励、いうの。
いつも校長みたいな気ィでおんねんな。
あれ、いややさかい、結婚しまへんねん。
(
田辺聖子
)
9.
人生は「ダマしダマし保ってゆく」のがよい。
(
田辺聖子
)
10.
なんで女はこうも「キッパリ」とか「カタをつける」とか「いいかげんに妥協しない」ことが好きなのか。
(中略)白・黒をハッキリしたいのは女の本性なのだ。
女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。
(
田辺聖子
)
11.
文章を書くということ、特に自分のことを自分で書く、というのは、ナマ身の自分がいっぺん死ぬことである。
(
田辺聖子
)
12.
食物を夫と妻が、男と女が、一緒に食べるということは、何かとても大きい意味がある気がする。
カロリーやたんぱくなどより、もっと大きな何かが、一緒に食べる食事の中にはある。
(
田辺聖子
)
13.
それにしても、このごろの人間は、人に多きを求めすぎるのではなかろうか。
人と人が心をつなぎ合わせ、仲よくするというのは、相手の好意をむさぼることではないし、相手の欲しないものを好意と思って押しつけることでもない。
(
田辺聖子
)
14.
男と女はたたかいです。
弱みをみせたほうが負けである。
(
田辺聖子
)
15.
家庭の運営、というものは、だましだまし、保(も)たせるものである。
(
田辺聖子
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ