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今日の
音の名言
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10月8日
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1.
むかしの花火つくりの名人は、打ちあげられて、玉が空中でぽんと割れる、あの音に最も苦心を払った。
花火は聞くもの。
(
太宰治
)
2.
とほうみの音の吹かるる夜寒(よさむ)かな
(
太田鴻村
)
3.
母逝くや雪泣く道は骨の音
(
金原亭世之介
)
4.
風鈴の音(ね)に月明(あ)かき夜(よ)を重ね
(
中村汀女
)
5.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
(
外山滋比古
)
6.
さくさくと西瓜の空気噛まれけり
(
河内静魚
)
7.
わがやどのいささ群竹(むらたけ)吹く風の
音のかそけきこの夕(ゆふべ)かも
(
大伴家持
)
(
【『万葉集』
)
8.
つり鐘は、聞き手のいかんによって、異なった音色を出す。
(
鈴木文史朗
)
9.
盆波の音を畳に聞く夜かな
(
宇多喜代子
)
10.
一雁の列をそれたる羽音かな
(
能村登四郎
)
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