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今日の
音の名言
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4月11日
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1.
流れる水の悲しさは、
休息が無いといふことである。
夜、万象(ばんしょう)が沈黙し、
人も、鳥も、木も、草も、すべてが深い眠りに落ちてる時、
ただ独り醒めて眠らず、
夜も尚(な)ほ水は流れて行く。
寂しい、物音のない、真暗な世界の中で、
山を越え、谷を越え、無限の荒寥(こうりょう)とした広野(こうや)を越えて、
水はその旅を続けて行く。
ああ、だれがその悲哀を知るか!
(
萩原朔太郎
)
(
Hagiwara Sakutarou
)
2.
親友は
精巧な歯車が音もなく噛み合うように、
お互いにないものを埋め合える。
数年ぶりにあっても変わらないのはそのためである。
(
志茂田景樹
)
(
Shimoda Kageki
)
3.
つり鐘は、
聞き手のいかんによって、
異なった音色を出す。
(
鈴木文史朗
)
(
Suzuki Bunshirou
)
4.
夜の秋よ音といふ音われとあり
(
相馬黄枝
)
(
Souma Koushi
)
5.
色や形、そして味や手ざわりは
「物」にぴったり密着して貼りついている。
それに較べて音は、
鐘にせよピアノにせよ
人や動物の口にせよ、
それらの発音物体に密着しないで
そのあたり一面を
霧のようにまいて(=取り巻いて)いるだけである。
(
大森荘蔵
)
(
Oomori Shouzou
)
6.
さくさくと西瓜の空気噛まれけり
(
河内静魚
)
(
Kawauchi Shizuo
)
7.
照り競ふ紅葉(もみじ)を囃(はや)す瀬音あり
(
林翔
)
(
Hayashi Shou
)
8.
今を音たてず此(こ)の世に金魚で居る
(
池田澄子
)
(
Ikeda Sumiko
)
9.
綿虫(わたむし)の音なく人をあたたむる
(
中西和美
)
(
Nakanishi Kazumi
)
10.
音は時間を通じて展開する。
この点から、
音は出来事(event)という存在論的カテゴリーに属している。
(
源河亨
)
(
Genka Tooru
)
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