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今日の
長田弘の名言
☆
1月6日
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1.
本というのは、本を開いて読めばいい、読まないうちは本を選んだことにならないのだということではないのです。
本は読まなくてもいいのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
花瓶や果物を描くのはどういう欲求によるかというときには、
自分の心のさまを描くのではなくて、
自分の前にある自分の生活をつくっている、あるいは人生をつくっている、そのものを描き取ると、
どういうものが自分の中に開けてくるか
ということじゃないかと思うんです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
3.
ひとが人生をつまらなくしてしまうのは、
たのしみが足りないからではない。
「生は暫(しば)しの訪れ」であるという覚悟が足りないのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
ひとはひとに言えない秘密を、
どこかに抱いて暮らしている。
それはたいした秘密ではないかもしれない。
けれども、
秘密を秘密としてもつことで、
ひとは日々の暮らしを明るくこらえる力を、
そこから描きだしてくるのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
5.
ふと立ちどまって、あるいはふっと顔をあげて、いまはいない人たちと話したくなることがあります。
いま、ここにいない人と語らうことの必要性を思いださせてくれる、そういう存在。
死者というのは、そういう存在です。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
アイ
ぼくやわたしをいうえいごのことば
アイ
おたがいをいみする漢字
アイ
ひとりひとりのあいだのことば
アイ
愛ということば
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
7.
大空に、四方八方開けた静かな展望台、それが学校だ。
日々、感受性に生気をみなぎらせる、それが教育だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
日々にあってひとを活かしているのは、
どうということもないものだ。
日々を横切る明るい無名の一瞬の記憶なのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
偉大とされるものが、偉大なのではない。
美しいとされるものが、美しいのではない。
最小ノモノニモ、最大ノ驚異アリ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
街を歩く。
街のもつまだ言葉にならない声の物語に、わたしはとらえられる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
11.
自分にとって本を読みたくなるような生活を、
自分からたくらんでゆくことが、
これからは一人一人にとって
たいへん重要になってくるだろう。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
12.
名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。
ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。
名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。
つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。
言葉のほとんどが、ただもう名詞でしかなくなっている。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
13.
席はいっぱいだが、群れなしているものはいない。
誰も寛(くつろ)いでいるが、崩れていない。
声は聞こえても、話は聞こえない。
ためらわれるほど静かでなく、うんざりするほど騒がしくないこと。
つまらない表情をした淋しい男がいないこと。
けたたましく笑う女がいないこと。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
14.
ひとは生きて、存在しなかったように消え失せる。
あたかもこの世に生まれでなかったように。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
15.
もっとも遠くもっとも近い、
そう、時間によって侵されない風景のなかに、
じぶんはむかしからずっといたのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
16.
希望というのは、たとえそれが何かいまははっきりとわからなくとも、じぶんというものが明るく感じられるような何かです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
17.
何を書くかあらかじめ知って、書いたことがない。
じぶんが惹きつけられる何かがそこにある。
その何かを見つけるために、じぶん自身がそれを知りたいために書く。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
18.
そこに人間がいると確かにかんじられる風景というのは、ものみなが静かに笑っているような風景が、そうじゃないだろうか。
そうおもうのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
19.
We must love one another or die.
わたしたちは、
愚か者として生きるべきである。
賢い愚か者として生きるべきである。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
20.
黙って朝のコーヒーを淹れる。
誰のものでもないその時間は、じぶんを確かな一人としてかんじることができるのだ。
人生には何のなぐさめもない。
けれども、ひとの一日には、朝のコーヒーの時間があるのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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