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今日の
三島由紀夫の名言
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3月7日
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1.
男子高校生は「娘」という言葉をきき、その字を見るだけで、胸に甘い疼(うず)きを感じる筈(はず)だが、この言葉には、あるあたたかさと匂いと、親しみやすさと、MUSUMEという音から来る何ともいえない閉鎖的なエロティシズムと、むっちりした感じと、その他もろもろのものがある。
プチブル的臭気のまじった「お嬢さん」などという言葉の比ではない。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
2.
「お前はまだ人生経験が足りない」
と言いかえす人があるだろうが、
私もすぐ、
「お前さんは自己分析が足りない」
と言いかえしてやります。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
3.
表現だけが現実に現実らしさを与えることができるし、
リアリティーは現実の中にはなく
表現の中にだけある。
現実は表現に比べればずっと抽象的だ。
現実の世界には、
人間、男、女、恋人同士、家庭、等々が
雑居しているだけだ。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
4.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
5.
悪は時として、静かな植物的な姿をしているものだ。
結晶した悪は、白い錠剤のように美しい。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
6.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、
人に道標を与えることができる、
などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、
それから木片につかまって、
一息ついている姿が、
すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
7.
たいてい勇気ある行動というものは、別の在るものへの怖れから来ているもので、全然恐怖心のない人には、勇気の生まれる余地がなくて、そういう人はただ無茶をやってのけるだけの話です。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
8.
この世で最も怖ろしい孤独は、
道徳的孤独である。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
9.
人生で、いちばん空しく、みじめなことは何でしょうか?
それは
「かつては……だった」
「かつては美しかった」
「かつては強かった」
「かつては有名だった」等々、
生きながら、
自分の長所に過去形を使うことです。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
10.
幸福がつかの間だという哲学は、
不幸な人間も、幸福な人間も、
どちらも好(い)い気持ちにさせる力を持っている。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
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