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今日の
三島由紀夫の名言
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1月14日
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1.
文化の普及は破壊力の普及と手をたずさえていたのである。
思想の空間的な課題は、
同時に、破壊力の進歩による統一を促した。
近代的な統一国家が成立するには、
大砲の発明による城壁の無力化がまず必要だった。
(
三島由紀夫
)
2.
幸福がつかの間だという哲学は、
不幸な人間も、幸福な人間も、
どちらも好(い)い気持ちにさせる力を持っている。
(
三島由紀夫
)
3.
男は愛することにおいて、
無器用で、下手で、見当外れで、無神経、
蛙が陸を走るように無恰好である。
どうしても「愛する」コツというものがわからないし、
要するに、どうしていいかわからないのである。
先天的に「愛の劣等生」なのである。
(
三島由紀夫
)
4.
(小説家の書く)その一行に、
自分の中の集合的無意識に連綿と続いてきた“文化”が、
体を通して現れ、定着する。
その一行に自分が“成就”する。
それが“創造”というものの、本当の意味だよ。
未来のための創造なんて、
絶対に嘘だ。
(
三島由紀夫
)
5.
人生は、
美しい人は若くして死ぬべきだし、
そうでない人はできるだけ永生きすべきであろう。
ところが九十五パーセントまでの人間は
その役割をまちがえる。
美人が八十何歳まで生きてしまったり、
醜男が二十二歳で死んだりする。
(
三島由紀夫
)
6.
人間、正道を歩むのは却(かえ)って不安なものだ。
(
三島由紀夫
)
7.
自分の顔と折合いをつけながら、だんだんに年をとってゆくのは賢明な方法である。
(
三島由紀夫
)
8.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
9.
個性などというものは、
はじめは醜い、ぶざまな恰好(かっこう)をしているものだ。
(
三島由紀夫
)
10.
三千人と恋愛をした人が、
一人と恋愛をした人に比べて、
より多くについて知っているとはいえないのが、
人生の面白味です。
(
三島由紀夫
)
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