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11月12日
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1.
予測されるけれども目に見えない危険は、
人の心を最もかき乱す。
(
ジュリアス・シーザー
)
(
Julius Caesar
)
2.
犬と人間と鳥は別々の景色を見ている……。
そうだ俺ァ自在に景色を見てえのよ。
人間の目玉だけじゃ物足りねえ。
(
杉浦日向子
)
(
Sugiura Hinako
)
3.
眼から遠くなれば、
心からも遠くなる。
(
プロペルティウス
)
(
Propertius
)
4.
そういう信仰家という者は世間にたくさんあるものだよ。
外では悪いことを仕て来ながら、家へはいるとすぐお念仏。
眼では悪魔のすることを捜しながら、お寺へ来ればすぐお念仏。
人を撲(なぐ)っても、後でお念仏さえいえば、罪障消滅、極楽往生、うたがいなしと信じている信心家だ。
こまるね、ああいうのは。
(
吉川英治
)
(
Yoshikawa Eiji
)
5.
どうも、道草をして、旅に出ている気分になるには、飲んだり、食べたりに限るようである。
駅の売店でかけ蕎麦を食べていても廻りの眺めは眼に入って、弁当売りの声を聞いているだけでも、自分が旅をしていることが感じられる。
(
吉田健一
)
(
Yoshida Kenichi
)
6.
何も考えたくない。
過去のことも未来のことにも目を向けず、
昨日今日明日くらいのことしか考えなければ
だいぶ楽になれるのにと思いつつ、
気が付くと
過去の楽しかったことや、
それを失う未来のことで
頭の中がいっぱいになって苦しくなっている。
(
山本文緒
)
(
Yamamoto Fumio
)
7.
目の疲れを治すには、
遠い山を見よ。
( 日本の俗言 )
8.
穏やかな態度はないがしろにされがちな特質である。
騒がしい世の中では、優雅にくつろいで座り、両手を動かさず、低い声で話し、好意的な目で見つめながら微笑みを絶やさず話を聞いてくれるような女性に、強く引かれるものを感じる。
そんな女性は、耳と目と心を魅了し、周囲に一種の魔法をかける。
( 雑誌『グッド・ハウスキーピング』 )
9.
大勢のヒトの眼が
「これはいい本だ」ときめてくれた本。
こういうのを
誰に読み方を教えてもらうことなく、
ただただ面白がって読み続けることができたら、
そりゃあ文句はない。
(
高見のっぽ
)
(
Takami Noppo
)
10.
ものを書いていて、
時間がなかったり、
うまいことばが出なくて、
ありきたりのことばで逃げたくなったとき、
(頭の中で)何かその師匠の目がギラッと光って、
ダメだといわれる。
そこで七転八倒してまた考える。
(
草柳大蔵
)
(
Kusayanagi Taizou
)
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