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今日の
小林秀雄の名言
☆
10月13日
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1.
作品に盛られた現実的な生活感情の流れに知らず識(し)らずのうちに身を託すか託さないかという処(ところ)が、面白いつまらないの別れ道だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
僕は批評に限らず、
すべてのものに対して懐疑的だが、
自分の懐疑を楽しんだ事はない、
楽しむ余裕なぞ持った事はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
どうか、柔軟な心という言葉を誤解してくれない様に。
これは、確固たる意志と決して抵触するものじゃない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
卓(すぐ)れた芸術は、
常に或(あ)る人の眸(まなざし)が心を貫くが如き
現実性を持っているものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
精神分析学とやらを批評に応用したがる。
さぞいい切れ味だろう。
心理学というものは頭に来る酒みたいなものだ。
安かったと思ってもあとで屹度(きっと)後悔する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
書物から人間が現れるまで待っていたら、
その人間は諸君に言うであろう。
君は君自身でい給え、と。
一流の思想家のぎりぎりの思想というものは、
それ以外の忠告を絶対にしてはいない。
諸君に何の不足があると言うのか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
他人を理解するとは、
他人の身になってみる事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
理性は科学というものを
いつも批判しなければいけないのです。
科学というのは、
人間が思いついた一つの能力に過ぎない
ということを忘れてはいけない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
私は所謂(いわゆる)慧眼(けいがん)というものを恐れない。
ある眼があるものを唯一つの側からしか眺められない処(ところ)を、
様々な角度から眺められる眼がある、
そういう眼を世人は慧眼と言っている。
つまり恐ろしくわかりのいい眼を言うのであるが、
わかりがいいなどという容易な人間能力なら、
私だって持っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
変わり者はエゴイストではない。
社会の通念と変わった言動を持つだけだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
社会のあるがままの錯乱と矛盾とを
そのまま受納する事に堪える個性を強い個性という。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人の有るが儘(まま)の心は、
まことに脆弱(ぜいじゃく)なものである
という、疑いようのない事実の、
しっかりした容認のないところに、
正しい生活も正しい学問も成り立たぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
真の芸術家にとって、
美とは彼の性格の発見という事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
読む工夫は、
誰に見せるという様なものではないから、
言わば自問自答して自ら楽しむ工夫なのであり、
そういう工夫に何も特別な才能が要るわけではない。
だが、誰もやりたがらない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
人間に(とって)一番興味ある「物」は、
人間であろうし、
一番激しい興味は、
恋愛の情にあるだろう。
恋歌は詩の基だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
伝統とは
僕等の生活の思い出が沈澱する
言わば人類の記憶の穴だ。
真理も虚偽も
この穴の住人となるや
等しく伝統という不思議な言葉で着色され、
動かし難い第二の自然と化する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
どうあっても切り抜けねばならぬ苦境にあって、
己れの持って生まれた気質の能力が、
実地に試される時、
人間は、はじめて己れを知る道を開くであろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
例えば人情という言葉は美しくないか、
道徳という言葉は美しくないか。
長い歴史が、
これらの言葉を紅葉させたからであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
陰口をきくのはたのしいものだ。
人の噂が出ると、話ははずむものである。
みんな知らず知らずに鬼になる。
よほど、批評はしたいものらしい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
文字の数がどんなに増えようが、
僕等は文字をいちいち辿(たど)り、
判断し、納得し、批評さえし乍(なが)ら、
書物の語るところに従って、
自力で心の一世界を再現する。
読書の技術が高級になるにつれて、
書物は、読者を、
そういうはっきり眼の覚めた世界に連れて行く。
逆にいい書物は、
いつもそういう技術を、
読者に眼覚めさせる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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