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今日の
小林秀雄の名言
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12月1日
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1.
自分で判断して、
自分の理想に燃えることの出来ない人は
スローガンとしての理想が要るが、
自分でものを見て明確な判断を下せる人には
スローガンとしての理想などは要らない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
感心する事を怠りなく学ぶ事。
感心するにも大変複雑な才能を要する。
感心する事を知らない批評家は、
しょっ中無けなしの財布をはたいている様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
女というものにはとてもかなわない、
男は誰でも腹の底ではそう思っている、
思っているというより
殆(ほとん)ど動物的な本能から
それを感じている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
謎は解いてはいけないし、
解けるものは謎ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
若い人々から、
何を読んだらいいかと訊(たず)ねられると、
僕はいつも
トルストイを読み給えと答える。
すると必ず
その他には何を読んだらいいかと言われる。
他に何にも読む必要はない、
だまされたと思って
「戦争と平和」を読み給えと僕は答える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
人生は
理解出来る事柄と同様に
理解出来ない事柄も必要とするだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
私達は、皆、
人間の顔には、非常に興味を持っている、生活上の必要から、
興味を持たざるを得ないから、
人の顔の表情に関しては
特に鋭敏にもなっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人々はピカソの提示する形象の不安と謎とに、
われ知らず、誘われている。
彼の絵に隠された心理的な問題性を直覚している。
ピカソの作品が
見る人々を、
暗黙のうちに、直(じか)に動かす
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
ある目的の為に、精神と肉体とが一致するという事は、
何と難しい事であろうか。
僕等の肉体は、
僕等に実に親しいものであり乍(なが)ら、
又、実に遠いものではないのだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
世の中に進歩するものなんてありゃしないよ。
全てのものは変化するだけさ。
その変化を君達が「進歩」と呼びたければ呼んだっていい。
しかし、それは只(ただ)の変化であって、
僕には進歩なんてものじゃない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
本当にいい音楽とか、いい絵とかには、
何か非常にやさしい、当り前なものがあります。
真理というものも、
ほんとうは大変やさしく、
単純なものではないでしょうか。
現代の絵や音楽には、
その単純なものが抜け落ちています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
批評文の作者はいつも、
ある命題が心に浮ぶと同時に、
その反対命題が心に浮ぶくらい
鋭敏でなくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
思い出が、
僕等を一種の動物である事から救うのだ。
記憶するだけではいけないのだろう。
思い出さなくてはいけないのだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
公式などというものは
この世にない、断じてない、
これこそ俺が重ねて来た結論だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
人は便覧(マニュエル)をもって
右に曲がれば街へ出る
と教える事は出来る。
然(しか)し、
坐った人間を立たせる事は出来ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
常識感は、
健康感の様に深く隠れていて、
(健康感が)病気だけを意識する様に、
非常識なものだけを意識する。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
人間は自己を視る事から決して始めやしない、
自己を空想する処(ところ)から始めるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
言葉も亦(また)
紅葉の葉の様に自ら色づくものであります。
ある文章が美しいより前に、
先(ま)ず材料の言葉が美しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
僕等自身の生は
「永遠の現在」とさえ思われて、
この奇妙な場所に、
僕等は未来への希望に準じて過去を蘇らす。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
詩人が詩の最後の行を書き了(おわ)った時、
戦(たたかい)の記念碑が一つ出来るのみである。
記念碑は竟(つい)に記念碑に過ぎない、
かかる死物が永遠に生きるとするなら、
それは生きた人が世々を通じて
それに交渉するからに過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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