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今日の
小林秀雄の名言
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11月5日
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1.
自己嫌悪とは
自分への一種の甘え方だ、
最も逆説的な自己陶酔の形式だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
焼き物は、
見るものではない、
使うものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
言語という便利な道具を、有効に生活する為に、どう使うかは後の事で、
先(ま)ず何を措(お)いても、
生(なま)の現実が意味を帯びた言葉に変じて、語られたり、聞かれたりする、
先ずそれだけで、
私達にとっては充分な、又根本的な人生経験であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
読書百遍(ひゃっぺん)という言葉は、
正確に表現する事が全く不可能な、
又それ故(ゆえ)に価値ある人間的な真実が、
工夫を凝らした言葉で書かれている書物
に関する言葉です。
そういう場合、
一遍(いっぺん)の読書とは
殆(ほとん)ど意味をなさぬ事でしょう。
そういう種類の書物がある。
文学上の著作は、
勿論(もちろん)、そういう種類のものだから、
読者の忍耐ある協力を希(ねが)っているのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
一体、一般教養などという空漠たるものを目指して、
どうして教養というものが得られましょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
物を見る眼、
頭ではない、視力です。
これを養うのは
西洋のものじゃだめ、
西洋の文学でも、美術でも、
眼の本当の修練にはならない。
日本人は日本で作られたものを見る修練をしないと
眼の力がなくなります。
頭ばかり発達しまして。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
モオツァルトは、目的地なぞ定めない。
歩き方が目的地を作り出した。
彼はいつも意外な処(ところ)に連れて行かれたが、
それがまさしく目的を貫いたという事であった。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
否定や逃避を好むものは
悲劇人たり得ない。
何も彼(か)も進んで引き受ける生活が
悲劇的なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
愛情も憎悪も尊敬も、
いつも唯一無類の相手に憧れる。
あらゆる人間に興味を失う為には
人間の類型化を推し進めるに如(し)くはない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
生活の智慧(ちえ)は、
空想を好まず、
真偽の判断を、事実に基づいて行うという点では、
学問上の智慧と同じものだが、
常に行動の要求にも応じているから、
刻々に変わる現実の条件に従い、
遅疑を許さぬ、確実な判断を、
絶えず更新していなければならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
或(あ)る人の素質とは、
その人自身にも決して明瞭な所有物ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
人間は、
正確に見ようとすれば、
生きる方が不確かになり、
充分に生きようとすれば、
見る方が曖昧(あいまい)になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
まあ僕の話を一つ聞いてくれ、と坐られて、
うんざりした経験を、誰も持っていながら、
やがて忘れて相手をうんざりさせる側に廻(まわ)る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
学問上の知識に、
生活の智慧に直接に働きかけ、これを指導するような力があるとは、
先(ま)ず考えられないが、
逆に、学問上の発見や発明には、
生活の智慧の力が働かねばならぬ事は、
充分に考えられる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
要するに凡(およ)そ物の真相とは、
人間が追求するが発見は出来ない
或(あ)るものの様にも考えられるし、
発見はするが追求は出来ない
或るもののようにも考えられる。
恐らくどちらも本当であろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
この大戦争は
一部の人達の無智と野心とから起こったか、
それさえなければ、起こらなかったか。
どうも僕にはそんなお目出度(めでた)い歴史観は持てないよ。
僕は歴史の必然性というものを
もっと恐ろしいものと考えている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
利害打算に追われ、
現実的観察なぞに追われている人々が、
じつはどんなに不安定な夢想家であるかを見抜くのは、
難しいことではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
自分は充分に孤独であると思っている者であっても、
人々と共にいなければ
孤独ではない。
人間はみなそうだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
だいたい恋愛を感じるのは、
男も女も、
相手のおろかさにひかれるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
後にも先にも唯一回限りという出来事が、
どんなに深く僕等の不安定な生命に繋(つな)がっているかを
注意するのはいい事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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