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今日の
小林秀雄の名言
☆
10月15日
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1.
古典とは、僕等にとって
嘗(かつ)てあった作品ではない、
僕等に或(あ)る規範的な性質を提供している
現に眼の前にある作品である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
書かなければ何も解(わか)らぬから
書くのである。
文学は創造であると言われますが、
それは解らぬから書くという意味である。
予(あらかじ)め解っていたら
創り出すという事は意味をなさぬではないか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
重ねて来た実験経験をたのみに、
若い者を虐待する。
その実、経験などはとうの昔に忘れているのだ。
虎の子にしているものが、
経験から割り出した、
従って経験とは似ても似つかぬ
哲学乃至(ないし)は処世法に過ぎぬとは気がつかない、
少くとも気がつきたくない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
あらゆる要素が互いに混合して
実人生というものは動いているので、
他物から独立した純粋な状態という様なものは、
人間が勝手に頭のなかに描いてみない限り、
誰も実際経験してみる事は出来ないのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
見るとか聴くとかという事を、
簡単に考えてはいけない。
(中略)見ることも聴くことも、
考えることと同じように、
難しい、努力を要する仕事なのです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
モオツァルトは、目的地なぞ定めない。
歩き方が目的地を作り出した。
彼はいつも意外な処(ところ)に連れて行かれたが、
それがまさしく目的を貫いたという事であった。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
所謂(いわゆる)理想家は、
自分の身丈(みたけ)に合わせた、
恰好(かっこう)な理想を捕らえるものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
ノーベル賞をとる事が、
何が人間としての価値と関係がありましょうか。
私は、
決して馬鹿ではないのに
人生に迷って途方にくれている人の方が好きですし、
教養ある人とも思われます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
凡ては永久に過ぎ去る。
誰もこれを疑う事は出来ないが、
疑う振りをする事は出来る。
いや何一つ過ぎ去るものはない積りでいる事が、
取りも直さず僕等が生きている事だとも言える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
実にいろいろな人間が、
実にいろいろな生まれ方をし、死に方をした
その動かせぬ有様を
尊重し、静かに眺めてみるのはよい事だ、
歴史が鑑(かがみ)であるとは、
そういう本質的な意味を含んでいる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
芸術家にとって芸術とは感動の対象でもなければ思索の対象でもない、実践である。
作品とは、彼にとって、己れのたてた里程標(りていひょう)に過ぎない、彼に重要なのは歩く事である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
僕が歌舞伎で発見した真理は、
たった一つであって、
それは人間は形の美しさで充分に感動する事が出来るという事であった。
形が何を現しているか、
何を意味しているかは
問題ではない。
最も問題ではない際に一番自分は見事に感動する事を確かめたのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
ある対象を批評するとは、
それを正しく評価する事であり、
正しく評価するとは、
その在(あ)るがままの性質を、
積極的に肯定する事であり、
そのためには、
対象の他のものとは違う特質を明瞭化しなければならず、
また、そのためには、
分析あるいは限定という手段は必至(ひっし)のものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
取り戻さなければならないのは、
問いの発明であって、正しい答えなどではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
作品を書くとは、
読者を予想する事だ、
見物の拍手を期待して演技する事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
一般に
若い頃に旺盛だった読書熱というものを、
年をとっても持ちつづけている人は
まことに少ない。
本を読む暇がなくなったという
見易いことには
誰でも気が付くが、
本というものを進んで求めなくなって了(しま)った
自分の心には、
なかなか気が付かぬ。
又、気が付き度(た)がらぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
僕等の教養を宰領(さいりょう)しているものは
言うまでもなく科学だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
自由は、
人間の最大の憲章であるが、又、
最大の重荷でもあり、
これに関する意識の苦痛とは、
精神という剣の両刃(もろは)の様なものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
文学はやはり西洋ものを尊敬しております。
自分の為(ため)になるもの、
読んで栄養がつくものは
どうしても西洋人のものなんです。
若い人でもやっぱり西洋文学をどんどんやるのが正しいと思います。
何と言っても近代文学は西洋の方が偉いです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
理想とは達する事の出来ぬものだ、
達せられるかも知れぬ様な理想は、
理想と呼ぶ様な価値はないのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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