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今日の
小林秀雄の名言
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9月29日
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1.
教養とは、身について、
その人の口のきき方だとか挙動だとかに、
自(おの)ずから現れる
言い難い性質が、
その特徴であって、
教養のあるところを見せようという様な筋のものではあるまい。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
恋愛は冷徹なものじゃないだろうが、
決して間の抜けたものじゃない。
それ処(どころ)か、
人間惚れれば
惚れない時より数等(すうとう)利巧になる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
事件が起こったとは、
事件を直接に見た人、間接に聞いた人、
これに動かされた人、これを笑った人等々無数の人々が
周囲に同時に在(あ)るという事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
答えを予想しない問いはなかろう。
あれば出鱈目(でたらめ)な問いである。
従って、先生の問いに正しく答えるとは、
先生が予(あらかじ)め隠して置いた答えを見付け出す事を出ない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
自然が日に新たにその不可解な全体を現す事は、
風景画家がよく知っている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
僕は批評に限らず、
すべてのものに対して懐疑的だが、
自分の懐疑を楽しんだ事はない、
楽しむ余裕なぞ持った事はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
事実は小説より奇だ、
これは実に本当の事である。
言語に絶する光景という様なものは、
なかなか日常見られるものではないと
僕等は思い込んでいる。
ただそう思い込んでいるだけだ。
若(も)し心を空(むな)しくして
実生活を眺めたら、
日常生活も驚くべき危機に満ちている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
感動は心に止(とど)まって消えようとせず、
而(しか)もその実在を信ずる為には、
書くという一種の労働がどうしても必要の様に思われてならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
凡ては永久に過ぎ去る。
誰もこれを疑う事は出来ないが、
疑う振りをする事は出来る。
いや何一つ過ぎ去るものはない積りでいる事が、
取りも直さず僕等が生きている事だとも言える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
実生活は、私達に、
行動するように考え、考えるように行動する智慧を
要求して止(や)まない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
選手たちは、
定められた秩序や方法を、
制約とは少しも感じていない。
規律があることが楽しいのである。
まず規約がなければ、
自由な努力などすべてむなしい
というむずかしい問題を、
楽々と解いている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
(学生時代)僕はただもう非常に辛く不安であった。
だがその不安からは得をしたと思っている。
学生時代の生活が
今日の生活にどんなに深く影響しているかは、
今日になってはじめて思い当たる処(ところ)である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
果樹を栽培して、いい実を結ばせる、
それが culture だ、
つまり果樹の素質なり個性なりを育てて、
これを発揮させる事が、cultivate である。
自然を材料とする個性を無視した加工は
technique であって、culture ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
私は、
自分の職業の命ずる特殊な具体的技術のなかに、
そのなかだけに、
私の考え方、私の感じ方、
要するに私の生きる流儀を感得している。
かような意識が
職業に対する愛着であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
天才というものも、
この世に生れている限り、
凡人と同じ構造の頭脳を持つ外(ほか)はない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
孤独な人の心はいつも
通行人には開(あ)けていない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
今日(こんにち)可愛がられている批評家の言葉が、
人手から人手に渡り歩き、
どんなに一銭銅貨の様によごれている事か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
私達は、誰でもお互いに、
自分には思いも及ばぬ己れの姿の全容を、
相手に見て取られているものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
文化の生産とは、
自然と精神との立ち合いである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
学問では、
疑いを積み、問いを重ねるのが大事であって、
理解や明答に別(べっ)して奇特があるものではない、
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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