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今日の
小林秀雄の名言
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5月10日
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1.
表現とは
認識なのであり自覚なのである。
いかに生きているかを自覚しようとする
意志的な意識的な作業なのであり、
引いては、
いかに生くべきかの実験なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
諸君の意識は、
諸君がこの世の中にうまく行動するための意識なのであって、
精神というものは、
いつでも僕等の意識を越えているのです。
その事を、はっきりと考えるなら、
霊魂不滅の信仰も、
とうの昔に滅んだ迷信と片付けるわけにもいかなくなるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
学問上の知識に、
生活の智慧に直接に働きかけ、これを指導するような力があるとは、
先(ま)ず考えられないが、
逆に、学問上の発見や発明には、
生活の智慧の力が働かねばならぬ事は、
充分に考えられる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
否定や逃避を好むものは
悲劇人たり得ない。
何も彼(か)も進んで引き受ける生活が
悲劇的なのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
文学者が文章というものを大切にするという意味は、
考える事と書く事との間に
何の区別もないと信ずる、そういう意味なのであります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
〉歴史は
将来を大まかに予知する事を教える。
だがそれと同時に、
明確な予見というものがいかに危険なものであるかも教える。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
謎は解いてはいけないし、
解けるものは謎ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
人間は、
一枚の紅葉(もみじ)の葉が色づく事をどうしようもない。
先(ま)ず人間の力でどうしようもない自然の美しさがなければ、
どうして自然を模倣する芸術の美しさがありましょうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
美しいものは、
諸君を黙らせます。
美には、
人を沈黙させる力があるのです。
絵や音楽が本当に解(わか)るという事は、
こういう沈黙の力に堪える経験をよく味わう事に他なりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
私達は、誰でもお互いに、
自分には思いも及ばぬ己れの姿の全容を、
相手に見て取られているものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけり」(西行)
この歌を美しいと感ずる限り、
私達は、めいめいの美的経験のうちに、
空即是色(くうそくぜしき)の教えを感得しているわけではないか。
美しいと感ずる限りだ、
感じなければ縁なき衆生(しゅじょう)である、
まことに不思議な事であります。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
二人は並んで腰を掛けているが
全く別々の世界の住人である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
時代の反映であろうが、
生理的反映であろうが、
精神の不安は青年の特権である。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
感傷というものは
感情の豊富を言うのではなく
感情の衰弱をいうのである。
感情の豊富は
野性的であって感傷的ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
ベルグソンはこういうことを言ってます。
問題を出すということが一番大事なことだ。
うまく出す。
問題をうまく出せば即ちそれが答えだ、と。
いま、
物を考えている人が
うまく問題を出そうとしませんね。
答えばかり出そうとあせっている。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
普通の意味で言う個性が、
よく見極められ、
吾(わ)がものとされ、
征服され、乗り越えられる、
そういう画家の精神力が、
画家の創造力なのであり、
そこに真の個性と呼んでいいものがある。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
文学はやはり西洋ものを尊敬しております。
自分の為(ため)になるもの、
読んで栄養がつくものは
どうしても西洋人のものなんです。
若い人でもやっぱり西洋文学をどんどんやるのが正しいと思います。
何と言っても近代文学は西洋の方が偉いです。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
ある目的の為に、精神と肉体とが一致するという事は、
何と難しい事であろうか。
僕等の肉体は、
僕等に実に親しいものであり乍(なが)ら、
又、実に遠いものではないのだろうか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
凡(およ)そ詩人を解するには、
その努めて現そうとしたところを極めるがよろしく、
努めて忘れようとし隠そうとしたところを詮索したとて、
何が得られるものではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
悲哀傷心は、人の最も深い感情であろう。
悲しみは、行為となって拡散せず、
内に向かって己れを噛むからである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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