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今日の
小林秀雄の名言
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2月7日
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1.
物を考えるとは、
物を掴(つか)んだら離さぬという事だ。
画家が、モデルを掴んだら
得心(とくしん)の行くまで離さぬ
というのと同じ事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
2.
道具を上手に使うとは、
又道具に上手に使われる事だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
3.
どんな切実な告白でも、
聴き手は何か滑稽を感ずるものである。
滑稽を感じさせない告白とは
人を食った告白に限る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
4.
現代人は例えば
Aばかりを考えあぐねた末に反対のBを得る
という風な努力をしない。
そういう迂路(うろ)と言えば迂路を辿(たど)る精神の努力だけが
本当に考えるという仕事なのだが、そういう能力を次第に失い、
始めからAとBと両方を考える、
従ってもはや考えない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
5.
絶望するのにも才能を要し、
その才能も学んで得なくてはならぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
6.
叛逆(はんぎゃく)や懐疑や飢餓を感じていない精神とは、
その特権を誰かに売り渡して了(しま)った精神に過ぎない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
7.
本当にいい音楽とか、いい絵とかには、
何か非常にやさしい、当り前なものがあります。
真理というものも、
ほんとうは大変やさしく、
単純なものではないでしょうか。
現代の絵や音楽には、
その単純なものが抜け落ちています。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
8.
近年名前をつけるなどという事は、
真面目に考えられていない。
而(しか)もこれが不健全な事とは誰も考えていない。
町名などさっさと変えて、
一向省みない。
町名は歴史の体を現すという考えはもうない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
9.
現代の音楽好きは、
音楽にはいろいろな聞き方がある
という考えに捕らわれ過ぎているように思われる。
音を言葉で翻訳することに
あまり忙しいのである。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
10.
諸君の意識は、
諸君がこの世の中にうまく行動するための意識なのであって、
精神というものは、
いつでも僕等の意識を越えているのです。
その事を、はっきりと考えるなら、
霊魂不滅の信仰も、
とうの昔に滅んだ迷信と片付けるわけにもいかなくなるだろう。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
11.
放心している時の時間は早く、
期待している時の時間は長い。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
12.
真理とは、
人中(ひとなか)に持ち出しても
恥をかかぬ話題以上の何物であるか。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
13.
精神は
新しい飢餓を挑発しない様な満腹を知らない。
満足が与えられれば
必ず何かしら不満を嗅(か)ぎ出す、
安定が保たれている処(ところ)には、
必ず釣合いの破れを見付け出す。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
14.
作家は仕事の他、
結局救われる道はないものだ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
15.
ノーベル賞をとる事が、
何が人間としての価値と関係がありましょうか。
私は、
決して馬鹿ではないのに
人生に迷って途方にくれている人の方が好きですし、
教養ある人とも思われます。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
16.
忍耐力のない愛などというものを
私は考える事が出来ませぬ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
17.
(思い出と希望という)この生活感情の言わば対照的な二方向を支えるものは、
僕等の時間を発明した僕等自身の生に他ならない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
18.
教養とは、
生活秩序に関する精錬された生きた智慧(ちえ)を言うのでしょう。
これは、生活体験に基づいて得られるもので、
書物もこの場合多少は参考になる、
という次第(=程度)のものだと思う。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
19.
H2Oという水は
実験室のなかにだけ存在する様に、
例えば純粋なる人間という観念も
ある人の頭のなかにだけ存在するのです。
実際の世間には
そんな人間は一人も生きてはおりません。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
20.
今日(こんにち)可愛がられている批評家の言葉が、
人手から人手に渡り歩き、
どんなに一銭銅貨の様によごれている事か。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
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